施工事例
works
飲食店の改装時に厨房15㎡の塗り床防水 大阪市中央区
2018.03.09
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飲食店を改装するので厨房の防水も行いたい
大阪市中央区の飲食店様からのご依頼で、改装工事にあたり、左官処理などの基本的な工事を行った後の、厨房の防水工事をお任せいただきました。
約15㎡の厨房は、左官工事を終えたばかりでシンクなどの備品もまだ置かれておらず、防水工事をするには絶好のタイミングでした。
厨房の壁からの雨漏りも対策して欲しい
もう1点お困りだったのが、外壁からの漏水でした。
外壁と基礎の取り合い部分のシーリングが傷んでおり、この隙間から、雨水が入り込み、内壁から水が垂れてくるとのことでした。
工事中雨が降って漏水すると、施工に影響が出ますので、まずこのシーリングの劣化部分の補修を行うことをご提案しました。
基本情報
- 費用
- 約15万円 約15㎡
- 工期
- 約3日間 約3人工
施工内容
- 外壁シーリング劣化部分の補修
- ケレンがけ
- 清掃
- プライマー材塗布
- エポキシ系樹脂無溶剤型塗り床材塗布
- 塗り床材塗布2層目
厨房の塗り床防水工事の工程
<1日目>
1.外壁シーリング劣化部分の補修
外壁シーリングの劣化部分に変成シリコンのシーリング材で打ち替えを行いました。
2.ケレンがけ
モルタル左官処理された厨房の床面にケレンがけを行います。
細かい砂の粒や、突起が表面残っていると、防水時に引っかかり、塗り床材がうまく定着しない可能性があるのであらかじめ取り除いておく必要があるからです。
できるだけ表面が滑らかになるように念入りにケレンがけを行いました。
3.清掃
ケレンがけででた細かいチリを清掃しました。
4.プライマー材塗布
塗り床防水材の接着を良くするプライマー材を床面全体に塗布します。
<2日目>
無溶剤型エポキシ系樹脂塗り床材塗布
室内の防水に適した無溶剤型エポキシ系樹脂塗り床材を、厨房床面に均一に塗布します。
エポキシ系樹脂の塗り床材は乾くと固くなり、清掃時にブラシでこすっても劣化しにくい素材です。さらに、劣化しても部分的に補修することも可能です。
<3日目>
塗り床材塗布2層目
防水層に厚みをつけ丈夫にするため、同じ塗り床材を重ね塗りします。
やり替えが難しい厨房の防水は中が空っぽの改装・設備入替時がおすすめ
厨房は、シンクや冷蔵庫などの大型の設備が入ることが多く、床防水が劣化してきても、それらの設備を避けることができないため、なかなかやり替えや補修が難しいです。
今回のように、改装工事や設備入替のタイミングですと、床に何もない状態なのでしっかりとした床防水を行うことができます。
防水は、ただ塗料を塗るだけではなく、場所に合わせた防水材を選んだり、下準備をしたりすることが重要になります。
厨房の防水はやり直しが難しく、施工にも知識が必要ですので、室内の改装工事は工務店さんに頼んでも、床や水回りなどの防水が必要な箇所だけは専門業者に頼むことをおすすめします。
弊社ヤマナミでは下地の左官処理も可能ですので、補修からの工事も可能ですので、改装をご検討中でしたらぜひ一度ご相談ください。
左官処理から厨房塗り床防水を行った事例
→「厨房のセメント床が凸凹で汚い〜左官と防水で清潔な塗り床に〜大阪市淀川区」
大阪市中央区の飲食店改装時の厨房防水工事ならヤマナミへ