施工事例
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10年保証付きの防水にやり替え工事 大阪市 築20年木造住宅のベランダ
2018.04.11
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今より強くて安い保証のある防水で雨漏りを防ぎたい
「雨漏りしてないし今まで気にしてなかったけど、よく見るとベランダが古くなって表面が剥がれてきているから、今後も雨漏りしないように防水やり替えもしてほしい」
外壁補修工事にお伺いしていた東住吉区のN様から、追加でベランダ防水のやり替えをご依頼いただきました。
30㎡のベランダはポリマーセメント防水が施工されていましたが表面が剥がれたり黒ずんだりかなり劣化した状態でした。
N様からはやり替え工事にあたり、3つのご要望をいただきました。
・前よりしっかりした防水にしてほしい
・できるだけ安くしたい
・保証をつけてほしい
ご要望に合うメッシュ工法ウレタン塗膜防水を提案
N様のご要望に沿う防水として、既存のポリマーセメント防水より強く、比較的低コストで施工可能なウレタン塗膜防水の中でも10年保証のつくメッシュ工法での防水工事をご提案しました。
ポリマーセメントの上に直接施工すると、塗膜が膨れる可能性がありますので、絶縁効果のある下地処理を行う必要があります。
今回は、薄塗りでも絶縁性が高く、施工が早く済み作業時間短縮につながる、水性カチオンエポキシでの下地処理を行うことになりました。
基本情報
- 費用
- 約25万円 約30㎡
- 工期
- 約4日間 約6人工
施工内容
- 既存防水層の劣化部捲り
- 目地のシーリング
- 下地処理
- 改修ドレーンの取り付け
- メッシュ貼りと防水材塗布
- 防水材2層目塗布
- トップコート材塗布
メッシュ工法でのウレタン塗膜防水工事の工程
1.既存防水層の劣化部捲り
既存のポリマーセメント防水材の剥がれかけた部分や浮いた部分を剥がして上塗りしやすいようにしておきます。
2.目地のシーリング
ベランダ床の表面の目地にウレタンシーリングを行います。
目地は、建物の揺れで発生した力がかかって割れやすい部分なので、あらかじめ衝撃を吸収する弾力性のあるウレタンでシーリングしておくことである程度防げます。
また、目地が溝になり、水が溜まって防水が劣化したり汚れたりしないようにする働きもあります。
3.下地処理
全体に水性カチオンエポキシ下地材を塗布して下地処理します。
4.改修ドレンの取り付け
排水口部に鉛製の改修ドレンを取り付けます。
現状激しい劣化は見られませんでしたが、今後破損した時の工事が大掛かりになるので予防として新しいドレンを取り付けておきました。
5.メッシュマット貼りと防水材塗布
メッシュマットを張りながらウレタン防水材を塗布します。
メッシュマットがあることによって防水層が補強され、劣化しにくくなります。
目地部分には立ち上がり用の硬めの防水材を使用しました。
6.防水材2層目塗布
防水層に厚みをつけるために、2度塗りします。
7.トップコート材塗布
最後に表面を保護するトップコート材を塗布して作業は終了です。
10年保証付きのしっかりした防水で雨漏り防止できた
外壁工事のついでとはいえ、しっかりとご要望にお応えした10年保証付きの防水工事を行い、N様にもお喜びいただけました。
作業中は外壁工事の足場を浮かせて邪魔にならないように気をつけました。
少しのひび割れだと、気にされていないかもしれませんが、ベランダの防水に劣化が見られる時は雨漏りする前にしっかりと補修しておくことが大切です。
施工方法によって保証の可否・年数などの内容は異なりますが、しっかりした防水へのやり替えををお考えでしたら、是非一度弊社にご相談ください。
大阪市東住吉区のベランダの保証付きの防水工事ならヤマナミへ