施工事例
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金属屋根の錆が気になる|屋根・手すり・シャッターなど鉄部の塗替え 大阪市生野区
2018.06.07
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屋根や手すりの錆が気になるので塗替えてほしい
大阪市生野区の店舗兼住居の鉄部塗装の事例です。
ご依頼主のS様は、以前はご自身で防水や塗装を行っていたそうですが、年齢的に難しくなり、1度弊社に防水工事をご依頼いただいたお客様でした。
防水工事をした後、きれいになった床部と比べて、屋上から続く屋根や手すり、シャッターなどの錆が気になり始めたそうです。
錆を放置しておくと、その部分からコンクリートに水が入り込み、建物の劣化につながるということも、S様はご存知で、雨漏りやひび割れが起きる前に何とかしたいとお考えでした。
全体的に錆とチョーキングが見られた
現地を拝見すると、屋根や手すりはかなり塗装が剥げて、錆びてきていました。
塗装が残った部分も表面が粉っぽくなるチョーキングと呼ばれる現象が起きており、このチョーキングは塗替えのひとつのサインとして知られています。
店舗シャッターは休日に作業してほしい
シャッター部は、錆はあまり見られませんでしたが、チョーキング現象が全体的に広がっており、塗り替えが必要でした。
ただ、店舗として使用されている部分ですので、定休日に工事をしてほしいとのご要望がありました。
基本情報
- 費用
- 約20万円
- 工期
- 約4日間 約8人工
施工内容
- 【鉄部塗装】 3箇所 ・屋上金属屋根
- 手すり
- 店舗シャッター
- ケレンがけ
- エポキシ系錆び止め材塗布
- ウレタン樹脂塗料で塗装(2回)
金属屋根など錆びた鉄部の塗替えの工程
錆びた鉄部塗替えの工程
鉄部の塗替えの工程は3箇所とも同じですので、こちらでまとめて紹介します。
1. ケレンがけ
2. エポキシ系錆び止め材塗布
3. ウレタン樹脂塗料で塗装(2回)
1.ケレンがけ
錆びた部分を、ヤスリや革スキなどでこそげ取り、できるだけ錆を取り除いて滑らかにする処理です。
錆びの状態によっては固くなった部分や、もろくなって壊れてしまいそうな部分があるので、可能な限りにとどめます。
2.エポキシ系錆び止め材塗布
塗装を行う前に、錆がこれ以上進行しないようにする、錆び止め材を塗布します。
赤いものと白いものがあり、一般的に赤のほうが効果が強いですが、今回は白い塗料を塗るので、色の影響を考え、白いエポキシ系のさび止め材を使用しました。
3.ウレタン樹脂塗料で塗装(2回)
鉄部専用のウレタン樹脂塗料をローラーや刷毛でムラなく塗ります。
1回塗りだと、劣化しやすくムラも出やすいので、原則的に2回塗りすることになっています。
鉄部各箇所の作業ポイント
屋上金属屋根は広範囲にムラなく塗装
屋根は非常に広範囲ですが、スポンジやすりなどを使ってくまなくケレンがけを行い、色のむらが出ないようにローラーで均等に塗料を塗布しました。
屋根材の継ぎ目の立ち上がり部分にも丁寧に塗装しました。
屋上手すりは死角に注意して塗り残しがないよう作業
手すりは柵の1本1本を曲線に沿って丁寧にケレンがけして、塗り残しのないように塗装しました。
死角の塗り残しや垂れた筋がつきやすい部分ですので、特に丁寧に作業を行っています。
シャッターは溝に液がたまらないように丁寧に塗装
シャッターは蛇腹の溝部分に液が溜まりやすいので、細かい部分は刷毛で丁寧に作業を行いました。
平らな部分は、ローラーでムラの出ないように塗装しました。
錆対策と塗替えを行い金属屋根などの鉄部がピカピカになった
今回は、屋上の金属屋根、手すり、1階店舗のシャッターの3箇所の鉄部の塗替えをご依頼いただき、それぞれ丁寧に作業を行いました。
S様は仕上がりを見て、「気になっていた部分がキレイになってよかった」と満足されたご様子でした。
金属屋根などの鉄部は1度錆び始めると、どんどんと劣化が進行します。
・鉄部が錆びてきている
・鉄部の表面の光沢がなくなり粉っぽい
このような状態の時は、出来るだけ早くプロにご相談されることがオススメです。