施工事例
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ベランダ庭園の防水が傷んでいる|砂利交換のタイミングでやり替え 大阪市阿倍野区
2018.08.06
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before
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after
ベランダの砂利をめくると防水が傷んでいたのでなんとかしたい
大阪市阿倍野区のM様からのベランダ防水やり替えのご依頼です。
M様邸ではベランダに飾り石や瓦の囲いなどを設置し砂利を敷き、日本庭園風の景観が作られていました。
砂利が汚くなってきたので、交換しようかと、M様がベランダ内を見て回られていた時、砂利の下の防水も傷んで所々剥がれていることに気づかれ、弊社にご相談いただきました。
防水層を拝見したところ、ポリマーセメント防水が劣化して所々剥がれてきている状態でした。
今回は、あまり予算をかけられないとのことでしたので、傷んだ部分を取り除き、上から同じ材質のポリマーセメント防水を施す工事をご提案しました。
基本情報
- 費用
- 約10万円 約6㎡
- 工期
- 約3日間 約5人工
施工内容
- 既存防水の撤去
- 養生
- プライマー剤の塗布
- ポリマーセメント防水材塗布
- トップコート剤塗布
ベランダ庭園のポリマーセメント防水やり替え工事の工程
1.既存防水の撤去
砂利はM様が撤去してくださっていたので、既存防水層の傷んではがれかけた部分をスクレーパーなどで剥がしていきました。
設置されている石や囲いの瓦付近は、しっかりついている部分も多く、無理に剥がすと壊れてしまう可能性がありましたので、できるだけそのままの状態にしました。
2.養生
石や瓦や壁が汚れないようにテープ養生を行いました。
床と立ち上がりの境界に貼るのではなく、劣化して水が入りやすい境界の隙間と、水が跳ね上がる立ち上がりの低い位置まで防水を行なうため、養生の位置も床から数センチの高さにしています。
3.プライマー剤の塗布
防水材の定着を良くするプライマー剤を塗布します。
広い部分はローラーで、狭い部分は刷毛などで、丁寧に作業を行いました。
4.ポリマーセメント防水材塗布
ポリマーセメント防水材を均一に塗布します。
塗りムラをなくし厚みをつけるため、2度塗りしています。
ポリマーセメント防水剤は、ニオイが少なく、乾くのも早い防水材です。
5.トップコート剤塗布
最後に防水層の表面を保護するトップコート剤を塗布して作業は終了です。
傷んでいたベランダ庭園の防水をやり替え完了
ご依頼主のM様はキレイに仕上がったベランダ床の防水を見て「きれいになりましたね!これで安心です」と喜んでいらっしゃいました。
近年は、ベランダそのものに砂利や土を敷いて庭園風の景観を楽しまれる方も増えています。
ただ、ベランダは地面ではなく建物の一部ですので、砂利の重みに耐えられるか、砂利の上を歩いて床が傷まないか、注意しておかなければなりません。
さらに、水の当たるところに物を置くと水が溜まりやすくなり、防水が劣化しやすくなるという点もしっかり考慮していただき、定期的な点検とメンテナンスを行なうことがおすすめです。
日頃、見えづらい部分だと放置しがちになるかもしれませんが、気になった場合は是非一度、調査だけでもされてみてはいかがでしょうか?
大阪市阿倍野区のベランダ庭園の防水やり替え工事ならヤマナミまで!
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