施工事例
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屋上の防水工事で雨漏りを修理した事例 | 大阪府東大阪市
2021.01.26
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大阪府東大阪市の企業様から、自社ビルの最上階天井部の雨漏りを修理するため、防水処理を行ってほしいというご依頼をいただきました。
屋上架台部にウレタン塗膜防水メッシュクロス入り工事を実施
建物の最上階の天井部分から水が漏れているとのことで、まず現地を確認しました。
建物は築年数よりも傷みが多く見受けられ、最上階の天井は漏水の影響で破損し、剥がされています。
屋上も確認したところ、キュービクル(電圧を下げるための設備)の架台部分がブルーシート等で雨養生されていました。
養生のおかげで雨漏りは止まったようですが、そのままにしておくとブルーシート等が劣化して再度雨漏りが発生する可能性があったため、しっかりと防水処理をしたいというご依頼をいただき、防水工事にいたりました。
基本情報
- 費用
- 約50万円 約30㎡ 築約40年
- 工期
- 約1週間 約12人工
施工内容
- 仮説養生撤去
- 下地調整処理
- プライマー材塗布
- メッシュクロス貼り及びウレタン防水塗布
- ウレタン防水材2層目塗布
- トップ材塗布
ウレタン塗膜防水(メッシュクロス入り)工事の作業内容
それでは今回の作業内容を紹介します。
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仮説養生撤去
まずは雨養生していたブルーシートなどを外していく作業を行いました。
屋上での作業となり、雨が降ると再度漏水してしまう可能性があったため、最低3日ほど天気が続く日をみて、工事を開始しました。
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下地調整処理
キュービクルが撤去された架台全体をカチオン系の素材を使用して、下地調整処理をします。
下地調整材でひび割れ部分を補修したり、塗装部分を平滑にすることが目的です。
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プライマー材塗布
続いてプライマー材を防水箇所全体に塗装します。
プライマー材は防水材と防水部分を接着するためのものです。
あとで塗装するウレタン防水材の密着性を良くするために行いました。
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メッシュクロス貼り及びウレタン防水塗布
続いてウレタン塗膜防水材を塗装し、メッシュクロスを乗せます。
その後、再度ウレタン塗膜防水材で塗装して防水性を高めます。
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ウレタン防水材2層目塗布
1層目を塗装したあと、2層目を塗装します。
鉄骨もあったため、隙間がないように確認しつつ丁寧に塗装を行いました。
また鉄骨との取り合い部には、シーリング処理を行って気密性を高めました。
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トップ材塗布
最後にトップ材を塗布して作業は完了です。
基本的には1回塗りで大丈夫ですが、場所によっては重ね塗りをしました。
まとめ
今回の工事では、作業場所のすぐ横にタンクがありその排水が作業場所に流れないようにせき止めながら作業を行いました。
作業完了後はお客様にご確認いただき、雨漏りもなくなって安心したとのお声をいただきました。
ヤマナミはビル屋上の雨漏り修理など、作業場所によって最適な工事を行わせていただきます。
老朽化に伴って雨漏りに悩んでいる東大阪市の企業様はヤマナミまでご連絡ください。