施工事例
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カフェ厨房の床の防水工事 | 劣化したタイルからの水漏れを改善 大阪市中央区
2021.06.11
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大阪市中央区にあるカフェのオーナー様より、「厨房の床から、下(地下1階)に水漏れしているようです」と、連絡をいただきました。
現地を確認したところ、厨房の床、排水溝まわりのタイルに激しい劣化が見られました。
ここが、水漏れの原因となっているようです。
オーナー様ご自身で、あやしい箇所にセメントを塗る対処をしたそうですが、水漏れは止まらなかったとのこと。
そこで今回は、凹凸が激しくガタガタな状態の下地を調整し、厨房床用の塗床防水工事を行うことを提案しました。
なお、カフェは年中無休で営業されている店舗。
年末年始の期間のみ休業で、その間に防水工事を済ませることをご希望されたので、そのように対応させていただきました。
基本情報
- 費用
- 約12万円
- 工期
- 約3日間 約5人工
施工内容
- 下地用プライマー材 塗布
- 下地調整材 充填(1層・2層)
- 塗床材用プライマー材 塗布
- 塗床材 塗布(1層・2層)
- 仕上がり
厨房・床の防水工事の施工内容
それでは、今回の防水工事の施工内容を、説明します。
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下地用プライマー材を塗布
激しく劣化していたタイルですが、剥がせるものはすべて剥がしました。
その後、次の下地調整材を密着させるためのプライマー材を、ハケを使って塗ります。
この際、プライマー材が施工範囲の外に飛散することがないように、十分気をつけました。
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下地調製材 充填(1層・2層)
プライマーを塗り終わったらパテを使い、樹脂モルタル製の下地調整材を塗っていきます。
施工箇所の凹凸が小さい場合、下地調整材は1層で済むこともあります。
が、今回防水を行う厨房の床は、タイルの破損具合によって凹凸が大きいため、2層使って平滑にしました。
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塗床材用プライマー材 塗布
下地調整が終わったら、塗床材用のプライマー材を、ローラーを使って塗りました。
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塗床材 塗布(1層・2層)
プライマー材が乾いたら、いよいよ防水の要となる塗床材を、丁寧に塗っていきます。
先に使用したモルタルよりも、いくぶん水気の多い塗料であるため、周囲に飛び散らないように気を付けました。
塗床材、1層目の塗布が完了した状態です。
続いて、2層目の塗床材を塗っていきます。
液体塗料ですので、ある程度レベリング(自然に流動して、平らで滑らかな塗膜ができる)はしますが、それでもやはり平滑に塗ることを意識しました。
こうして平滑さを意識して塗ることで、剥がれや割れのない、綺麗な塗膜の状態が長く維持できます。
ちなみに、使用している塗床材は、無溶剤形エポキシ樹脂塗料というものです。
耐水性・塗膜硬度・耐摩耗性に優れているという特徴があります。
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仕上がり
塗床材の2層目が乾いたら、今回の厨房・床の防水工事は完了です。
防水工事完了後、カフェのオーナー様からは、「キレイな仕上がり!」とのお声をいただきました。
その後、しばらく経っても「水漏れしている様子はない」とのことで、安心しました。
厨房の床は、排水口やそれに続く溝から水漏れしやすい!早めの対策が必要
今回、防水工事を行った厨房の床の排水口まわり、そしてそれに続く溝は、常に水が通ることにより劣化が進みやすく、水漏れの原因となりやすい箇所です。
例えば、厨房の床にクラック(ひび割れ)が発生している場合。現状トラブルがなくても、放っておくうちに厄介な水漏れが起き始めるかもしれません。
実際に水漏れが始まってからの対処は大変な部分もあるので、クラックに気付いたら早めに、専門業者に相談することをオススメします。
大阪市中央区で厨房・床の防水工事を依頼するなら、実績豊富な当社『ヤマナミ』にお任せください!