施工事例
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黒カビ発生!雑菌繁殖が気になる厨房の溝の防水工事 | 大阪市中央区
2021.09.13
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大阪市中央区のビル1階の飲食店オーナー様から、「厨房の溝の劣化が気になります。雑菌が繁殖しているようです」とお問い合わせがありました。
現状を確認しに伺うと、確かに溝にはたくさんの欠け・割れ、サビなどが見られ、オーナー様の懸念のとおり、劣化箇所への雑菌繁殖(黒カビなど)が目立ちました。
そこで、厨房・溝の破損箇所の補修および、水はけを改善し雑菌繁殖を防ぐための防水塗装を行うことを提案いたしました。
基本情報
- 費用
- 約10万円
- 工期
- 約3日間 約3人工
施工内容
- 溝のケレンがけ・清掃
- 溝の破損箇所の補修
- 溝の下地調整処理
- 溝へプライマー材を塗布
- 厨房用の防水塗料を塗布 1層目
- 厨房用の防水塗料を塗布 2層目
溝の補修工事・防水塗装工事の内容
それでは、今回の補修工事および防水塗装工事の内容を、順番に紹介していきます。
なお、厨房の溝はモルタル仕上げでした。
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溝のケレンがけ・清掃
まずは、サビやカビなどで汚れた溝を清掃しました。
全体にケレンがけを行い、頑固な汚れはノミをハンマーで叩くことによって、落としていきます。
後に下地補修は行いますが、溝自体を大きく傷つけないように、力加減に気をつけました。
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溝の破損箇所の補修
溝が欠けたり割れたりしている部分へ、樹脂モルタルを刷り込んで補修しました。
上の写真で、周囲と比べて明るいグレーに写っているのが、補修したモルタルです。
両サイドからの水流が合流して、排水口へ流すための溝が、特に劣化が激しいことが分かります。
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溝の下地調整処理
カビやサビを剥がした溝は、表面がガサガサと凹凸だらけなので、下地調整剤を塗って均しました。
おおむね、下地調整が終わった厨房・溝の様子です。
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溝へプライマー材を塗布
ここから、いよいよ防水層を作っていきます。
まずはプライマー材を、極力均等になることを意識して塗布しました。
(下地調整を行ったとはいえ)溝は元の状態が悪く、幅も狭く塗りにくいですが、ハケを使い隅部まで綺麗に塗っていきます。
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厨房用の防水塗料を塗布 1層目
プライマー材の塗布後、厨房用の無溶剤エポキシ系塗床材を使用し、防水1層目を作っていきます。
「厨房用」とされる防水材には、抗菌作用があったり、多少の熱には強かったりといった特長があります。
防水層、1層目の塗布が完了しました。
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厨房用の防水塗料を塗布 2層目
つづいて、防水層2層目も塗布していきます。
今回の塗装に限りませんが、やはり均等・平滑に仕上げることがポイントです。
これで、厨房・溝の補修および防水工事は完了です。
劣化し、不衛生な見た目も気になった溝が、見違えるほど綺麗になりました。
オーナー様からも、「イメージどおりに綺麗になったので良かった!」とコメントを頂いております。
まとめ
厨房・溝の防水工事の効果は、単に水漏れトラブルを防止することだけではありません。
水が溜まりにくくなり、掃除もしやすくなることで、雑菌の繁殖を防いで厨房の衛生を守るという、飲食店にとって非常に重要な効果も備えています。
厨房の溝の劣化が気になってきたら、なるべく早くプロに診断してもらい、必要であれば防水工事を行うことをオススメします。
大阪市中央区で厨房・溝の防水工事を行うなら、実績豊富な『ヤマナミ』にお任せください!