施工事例
works
マンション屋上廻り(階段・床部)の防水・塗装工事 | 大阪市西区
2022.07.08
-
before
-
after
大阪市西区の、鉄骨造7階建てのマンションオーナー様より、ホームページを通じて「マンション屋上の床防水と棟屋の鉄階段の塗装をしてもらいたい。以前の業者さんの塗装があまり綺麗でなかったので、新しい業者さんを探していました」と、初めてご連絡をいただきました。築約30年のマンションの事例です。
基本情報
- 費用
- 費用:約60万円
- 工期
- 工期:約1週間 約15人工
施工内容
- 鉄骨階段のケレン作業
- 鉄骨階段への錆止め材塗布
- 鉄骨階段へのウレタン樹脂塗装の2回塗り
- 屋上床部破損部のウレタンシーリング補修
- 層間プライマー材塗布
- ウレタン防水材1層目塗布
- ウレタン防水材2層目塗布
- ウレタン防水トップコート材塗布
早速現場を確認させていただいたところ、屋上床部へはウレタン防水が施されていました。しかし、経年劣化や建物の揺れの影響等により、防水層は破損している箇所がいくつか見られました。
また、鉄骨階段の塗装は、塗装が残った部分も表面が粉っぽくなるチョーキングと呼ばれる現象が起きておりました。このチョーキングは塗替えサインのひとつとして知られています。このまま放置しておくと、いずれ鉄が錆びてボロボロになってしまいます。
現場確認後、オーナー様に説明させていただき、鉄階段への塗装と屋上床部へのウレタン塗膜防水の見積書を提出し、後日工事に至りました。
マンション屋上廻り(階段・床部)の防水・塗装工事
今回の工事の流れを説明していきます。
-
鉄骨階段のケレン処理
錆びた部分を、ヤスリや革スキなどでこそげ取り、できるだけ錆を取り除いて滑らかにする処理です。
錆びの状態によっては固くなった部分や、もろくなって壊れてしまいそうな部分があるので、可能な限りにとどめます。
-
鉄骨階段への錆止め材塗布
塗装を行う前に、錆がこれ以上進行しないように、錆び止め材(赤色塗料部分)を塗布します。
-
鉄骨階段へのウレタン樹脂塗装の2回塗り
ウレタン樹脂塗装を、鉄骨階段の裏表に2回重ね塗りします。1回塗りだと、劣化しやすくムラも出やすいので2回塗ります。
これで鉄骨階段の塗装が完了しました。
-
屋上床部破損部のウレタンシーリング補修
次に屋上床部の防水塗装です。
まずは、床部を目検して、手でも触って入念にチェックし、破損部にウレタンシーリングを施します。
-
層間プライマー材塗布
ウレタン防水材用の層間プライマー材を床部全体に塗布します。層間プライマー材は、下地のウレタン防水と、その上に塗布するウレタン防水材の間に塗ることで、接着力を強める役目があります。
-
ウレタン防水材1層目塗布
ウレタン防水材1層目を塗布します。
今回はフェンスは触らないので、汚れが付かないように注意して作業を行いました。
-
ウレタン防水2層目塗布
翌日にウレタン防水2層目を塗布します。
-
ウレタン防水トップコート材塗布
さらに翌日、最後に表面を保護するトップコート材を塗布して作業は完了です。
まとめ
工事完了後、「綺麗にしていただいて有難うございます」とのお客様のお声をいただきました。
今回はマンション屋上廻りの防水工事事例を紹介しました。マンション屋上の防水工事は、劣化がひどくなる前に適切な方法で補修することで、費用や工期を少なくできる可能性も高いです。
屋上廻りの防水・塗装工事など、マンションの防水工事なら『ヤマナミ』にご相談ください!