施工事例
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マンション外壁のクラック補修・エレベーターホールへの雨漏り修繕 | 大阪市東成区
2022.07.08
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大阪市東成区の、鉄骨造7階建てのマンションオーナー管理会社様より、「エレベーターホールに雨漏りがある」と、ご連絡をいただきました。
以前よりこちらのマンションの外壁メンテナンスをさせていただいておりましたが、大阪府北部地震が発生した後からエレベータホールに水たまりができるようになったとのことでした。
特に雨風の強い日に水たまりができるとのことでした。
早速現地を確認させていただくと、5階のエレベーターホールの床に水たまりの跡が見られました。
基本情報
- 費用
- 費用:約6万円
- 工期
- 工期:1日 2人工
施工内容
- マンション外壁のクラックの確認
- 外壁ALCヨコ目地部のクラック部へのシーリング処理
- タッチアップ処理
マンション外壁のクラック補修・エレベーターホールへの雨漏り修繕
今回の工事の流れを説明していきます。
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マンション外壁のクラックの確認
調査してみたところ、マンション5階の雨漏りであったことから、屋上ではなく外壁からの雨水の進入と考えられました。
許可を得て、お隣の建物の屋上からマンションの外壁を双眼鏡で確認したところ、外壁ALCヨコ目地部や、一部の外壁にクラックが見られました。
今回は足場を組まず、一人乗りの「チェアーゴンドラ」を使って補修工事を行いました。
※棟屋のパラペット部
理由としては、
・屋上(棟屋のパラペット部)の形状を確認し、荷重の問題なく、チェアーゴンドラが設置可能と判断した
・チェアーゴンドラなら工期と費用を圧縮できる
という点が挙げられます。
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外壁ALCヨコ目地部のクラック部へのシーリング処理
チェアーゴンドラに乗り、屋上から吊り下げて作業を開始しました。
ゴンドラの下は駐輪場で人が通行するので、作業員をサポートでつけて、安全対策を行っています。
外壁部のクラックの写真です。
上の2枚の写真を見てもわかるように、外壁のヨコ目地部には実際に斜めにクラックが入っている部分がかなり見受けられました。
上の2枚の写真は、ヨコ目地部をVカットして、シーリング処理を施した様子です。シーリングの材料は、その後の塗装を早く行うためにウレタンの速乾タイプを使用しました。
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外壁ALCヨコ目地部のクラック部へのシーリング処理
足場がないので、工具や材料を落とさないよう、工具全部を安全ベルトにバネで取り付けて、手から離れても下に落ちないようにしています。
シーリング処理のあとは、周囲と色が違うので、色を合わせるために部分的な塗装(タッチアップ処理)を行いました。
上記は仕上がりの写真です。
今回は、雨漏り対象の5階部分だけではなく、屋上部分から1階までのすべての外壁ヨコ目地部への補修処理を施しました。
チェアーゴンドラは2回設置しなおして作業を行っています。
これで作業は完了です。
まとめ ~無事にエレベーターピット内の湿気は改善~
工事完了後、「その後は雨漏りしなくなっています」とのお客様のお声をいただきました。
今回はチェアーゴンドラを使ってマンション外壁のクラック補修を行った事例を紹介しました。足場を組まないので1日で作業は完了しています。
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