施工事例
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エレベーターピットの湿気対策!築15年目の防水工事 東住吉区6階建てマンション
2022.06.10
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大阪市東住吉区の、鉄骨造6階建てのマンションオーナー様より、「エレベーターピットの中で漏水が発生しているようです」と、ご連絡をいただきました。
エレベーターピット内の漏水は、定期点検で判明したそうです。水が溜まるほどの漏水ではなく、ピット内が少し濡れている・湿気を感じるといった具合でした。
オーナー様はひとまず、エレベーターピット内の水気を拭いたり、除湿剤を置いたりして対処されました。
とはいえ、今後これよりも漏水がひどくなるおそれはあるし、マンションの築年数(※1)的にも「1度しっかりとした防水工事を行っておきたいです」ということで、エレベーターピット内の防水工事が決定しました。
※1 今回のマンションの築年数は約15年でした。
基本情報
- 費用
- 約20万円
- 工期
- 約3日間 約6人工
施工内容
- エレベーターピット内の破損箇所を止水セメントで補修
- プライマー材を塗布
- エレベーターピット用防水材を塗布
- トップ材(防水保護材)を塗布
エレベーターピット湿気対策・防水工事の流れ
では以下で、今回の工事の流れを説明していきます。
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エレベーターピット内の破損箇所を止水セメントで補修
エレベーターピットの入隅部、そしてレールの土台部などに、何箇所かヒビ割れが見られました。
ヒビ割れは、地下水や外壁から廻ってきた水が、エレベーターピット内に漏水してくる原因です。
割れた部分をきっちりと塞ぐことが、エレベーターピットの湿気対策・漏水対策になります。
止水セメント材という、防水性に優れた特殊な素材で、ヒビ割れ箇所を処理しました。
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プライマー材を塗布
後に塗る防水材の接着性(=防水の耐久性)を高めるために、ピット床面全体と、床から1ⅿくらいまでの壁面に、プライマー材を塗布しました。
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エレベーターピット用防水材を塗布
プライマー材の塗布後、エレベーターピット“専用”の防水材を、均一に塗布していきます。
エレベーター専用の防水材は、塗膜の内側と外側、両方からの浸水を防ぐことに特化しています。
防水層に厚みを持たせるため、2層塗りを行います。
入り組んだ金物の取り合い部まで、きちんと防水材を塗ることを意識しました。
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トップ材(防水保護材)を塗布
最後に、防水層の表面を保護するトップ材(防水保護材)を塗って、今回のエレベーターピット防水工事は無事に完了です。
まとめ ~無事にエレベーターピット内の湿気は改善~
工事完了から数ヵ月後、また定期点検をした折には、工事前のような湿気は無事に改善されていたそうで、お客様はとても安心してくださいました。
また、「本格的な防水工事となると、塗料のニオイがもっとキツいと思っていましたが、意外とニオイがなかったので良かった」ともお声をいただいております。
エレベーターピットの防水工事は『ヤマナミ』にご相談ください!