施工事例
works
台風で飛んだテラスの波板を割れにくいポリカ板に張り替え 神戸市東灘区
2022.05.17
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before
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after
神戸市東灘区のT様より、鉄筋3階建てのお家の外壁工事のご依頼をいただきました。
その際、「テラスの波板が台風で飛んでしまった」そして「屋上の手すりのキャップがボロボロ」という相談も受けましたので、あわせて補修工事することになりました。
1階テラスの工事前の状況です。
確かに中央の波板が飛んで、なくなってしまっています。また、残りの波板も劣化が進み、黄ばみが目立っていました。
テラスの奥にある物置小屋の屋根(の波板)も、一部が古くなっています。
基本情報
- 費用
- 約7万円
- 工期
- 約2日間 約3人工
施工内容
- 屋上 手すりキャップの交換
- 1階テラス 既存の波板を剥がして、溝を清掃
- 1階テラス 新しい波板(ポリカ製)を取り付け
飛んだ波板、および手すりキャップの補修工事の流れ
では以下で、今回の工事の流れを説明していきます。
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屋上 手すりキャップの交換
まずは、屋上の手すりのキャップの補修を行いました。
破損していた既存のキャップを、綺麗に剥がします。
この手すりの場合、上の写真で分かるように、中が空洞になっています。
破損したキャップのまま放置していると、空いた穴などから雨水が浸入します。水は手すりの空洞を伝って、施されている屋上防水にしみ込み、悪影響を及ぼすでしょう。
また手すりは金属なので、土台の付近が水気により腐食すると、最悪の場合、手すりが倒れてしまうおそれがあります。
だからこそ、キャップが破損したら早めに取り替えることが必要なのです。
近似したキャップを被せたあと、隙間をシリコンシーリングで埋めました
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1階テラス 既存の波板を剥がして、溝を清掃
1階テラスの、既存の波板を剥がしました。
骨組みの溝には、経年による汚れが溜まっています。
綺麗に掃除できるタイミングは、波板の外れている今しかないので、きっちり清掃。
ホースで水をかけつつブラシを使い、溝の汚れを落としました。
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1階テラス 新しい波板(ポリカ製)を取り付け
新しい波板を、張り直していきます。
新しい波板は、ポリカーボネート製です。
これまでT様邸に使われていた、通常のプラスチック製の波板よりも透明度が高いほか、薄くても割れにくいという特性があります。
波板はピッチ(長さ)を合わせながら、2~3つの山を重ねるようにして施工します。
テラスですが、今まで物干し竿をかけるフックがなく、洗濯物はロープに吊って干していたようです。
それがちょっと不便だということでしたので、今回の工事で物干し竿用のフックを取り付けることとなりました。
T様も「これで洗濯物を干すのが助かります」と仰られていました。
まとめ
以上で、飛んだり劣化が見られたりした波板の補修、ならびに屋上の手すりキャップの補修工事は完了です。
波板の素材がプラスチックからポリカーボネートに変わったことを受け、「割れにくいことで安心できます」といった旨のコメントをいただいております。
築年数の古い建物においては、プラスチック製の波板が使われているケースが、まだ結構多いです。
ですが、記事のなかでも述べたように、プラスチック製の波板は耐候性・耐熱性に劣り、割れやすいという欠点があります。
外壁工事や屋根工事など、家の大幅な修繕工事を行うタイミングで、より強いポリカーボネート製の波板に交換しておくと安心です!
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