施工事例
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大阪北部地震でマンション外壁にひび・雨漏り工事 | 大阪市東成区
2022.08.10
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地域 大阪市東成区 Aマンション
工事の種類 補修
カ所 外壁
築年数 約25年
建物 鉄骨4階建て
期間 約1日間
人工 2人工
値段 約5万円
基本情報
- 費用
- 約5万円
- 工期
- 約1日間 2人工
施工内容
- 工事前の調査
- 外壁クラック部Vカット
- プライマー塗布
- シーリング材充填
今回は、以前に当社で外壁改修工事を行わせていただいたマンションの管理会社様からのご相談です。
住民の方から「雨風の強い日に3階の部屋で雨漏りがする」とのことで現地を調査させていただきました。
大阪北部地震後に雨漏りが発生しており、地震の影響の外壁のひび割れが原因と思われました。
大阪北部地震で外壁にクラック(ひび)が発生
左の建物が今回の防水工事対象建物です
雨漏りは窓の内枠の箇所から発生しているようで、実際に3階の部屋の窓から体を乗り出し外壁を確認させていただいたところ、ALC(軽量気泡コンクリート)の外壁にクラック(ひび)が多く発生していました。
以前の外壁改修工事を行ってから数年が経過し、その間に大阪北部地震を経験していることから、地震時に発生したクラックと思われます。
室内側では、窓の廻りの窓枠に雨漏りの跡があり、壁紙にはカビが発生していました。
お客様とお話した結果、マンション外壁クラック部へのシーリング処理を施し、雨漏り修理・防水工事をすることになりました。
外壁クラックの補修内容
今回は足場を組まず、ハシゴでのぼって外壁の補修工事を行いました。
クラック部分をカッターでV字カット
クラック(ひび)の入った部分をカッターを用いてV字にカットして拡げました。
Vカットをすることで、ひび割れの深い部分までシーリング材(隙間を埋める防水材料)を充填させることが可能になります。
プライマー塗布
下地用のプライマー材を塗り、この後の防水材(シーリング材)が定着しやすい状態にしました。
シーリング材充填
V字にカットしたクラック部分に、シーリング材を盛るように充填します。
クラック補修後の状態です。
クラックは建物の2,3階部分に全部で6か所ありました。地震で大きく揺れた場合、応力のかかる窓枠周辺は、外壁にクラックが入りやすいです。
補修工事後、「雨漏りは止まりました」と管理会社様からご報告がありました。
まとめ
以上、大阪北部地震の影響と思われる外壁のクラック(ひび)補修工事事例を紹介しました。
大きな地震後に雨漏りや部屋のカビが発生している場合は、建物外壁にクラック(ひび)が入ってしまっている可能性があります。
クラックが大きく拡がると雨漏り被害が拡大しますので、なるべく早く補修することをおすすめいたします。
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