施工事例
works
ハウスメーカー住宅バルコニーのシーリングやり替え・保護塗装工事 四条畷市
2023.08.24
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before
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after
地域 :四条畷市
工事の種類:シーリングやり替え・保護塗装
建物の種類:鉄骨2階建て ※ハウスメーカー
築年数 :約20年
施工箇所 :バルコニー部 ※下地塩ビ鋼板
施工範囲 :約10㎡
作業人員 :約6人工
基本情報
- 費用
- 約16万円
- 工期
- 約3日間
施工内容
- 室外機を吊り、マットをめくる
- 高圧洗浄
- 塩ビ鋼板ジョイント部のシーリングやり替え
- 床面の研磨処理
- 塩ビ鋼板専用のプライマー材を塗布
- シリコン樹脂塗料を塗布
- マットを敷き戻す
四条畷市にお住まいのT様より、「バルコニー部への防水塗装を考えています」とお問い合わせがありました。
ハウスメーカーの営業さんが来られて、メンテナンスについての案内があり、見積もりを取ったのですが、非常に高額だったそうです。
そのためT様は、数年前に外壁塗装を外壁専門業者に依頼され、実施しました。
そして、「バルコニーは防水専門業者に依頼しよう」とお考えになり、当社にお問い合わせをくださった形です。
お家は鉄骨造の2階建てで、先に述べたハウスメーカー様が建てたものでした。
ハウスメーカー様の建物は、独自の工法で建てられており、通常の防水塗装ができない場合があります。
現状、雨漏りはありませんでした。
床に敷かれてあるマット(ハウスメーカー様の独自の製品)をめくると、下地は塩ビ鋼板でした。
ハウスメーカー製の軽量鉄骨造の建物の場合、今回のようにバルコニーの床に塩ビ鋼板を使用していることがよくあります。
ジョイント部のシーリングの破損が見られたので、シーリングのやり替えと、床部などへの保護塗装を提案しました。
下地が塩ビ鋼板なので、(いわゆる一般的な防水塗装を行わなくても)塩ビ用の保護塗装をすれば、防水的な役割は十分機能するという判断です。
今回のシーリングやり替え・保護塗装の流れ
塗料はシリコン樹脂材を用い、そのプライマー材として、塩ビ鋼板用のプライマー材を用意しました。
バルコニー部へは、屋外からハシゴで出入りさせていただくことになりました。
この場合、お客様がお留守でも作業を進めることが可能です
【1】室外機を吊り、マットをめくる
室外機を吊り上げて、マットをすべてめくりました。
【2】高圧洗浄
床表面の汚れやホコリなどを、高圧洗浄機で洗浄します。
綺麗に洗浄を行うことで、後に使用する塗料の密着性が上がり、塗装が綺麗に仕上がって、長持ちしやすくなります。
【3】塩ビ鋼板ジョイント部のシーリングやり替え
塩ビ鋼板ジョイント部の、既存のシーリングを撤去します。
その後、テープ養生を行いました。
塩ビ鋼板ジョイント部に、新しいシーリング材を充填します。
【4】床面の研磨処理
塩ビ鋼板の表面はつるつるしているので、塗料が接着しにくいです。
そのため、全体に研磨処理を行い、細かな凹凸を作って、塗料が接着しやすいようにしました。
研磨で出た粉などを、清掃します。
【5】塩ビ鋼板専用のプライマー材を塗布
先述したように、プライマー材は塩ビ鋼板専用のものを選びました。
専用のプライマー材でないと、うまく密着しないためです。
シーリングの部分は、プライマー材を2重で塗っています。
また、塗りにくい溝の中も、しっかりと塗りました。
【6】シリコン樹脂塗料を塗布
プライマー材の塗布後、シリコン樹脂塗料を塗布しました。
シリコン樹脂塗料には、長持ちしやすいという特長があります。
2層塗りをして、塗装が仕上がりました。
【7】マットを敷き戻す
1階でマットを洗浄し、元の位置に敷き戻しました。
以上の工程をもって、今回の工事は完了です。
まとめ
工事の後、T様からは「綺麗にやってくれてよかったです」というお声をいただきました。
今回の現場に限りませんが、最初の調査が肝心でした。
下地の材料が何なのか(今回は塩ビ鋼板)をしっかり見極めて、適切な塗料を選ぶ必要があるためです。
また、今回はハシゴを用いて屋外から出入りし、お客様の留守中にも作業を行いました。
工事だということを知らないと、近所の人が空き巣だと思う可能性があるので、事前のご挨拶をしっかりとしています。
当社は、ハウスメーカー様による住宅の工事実績も多数あります。
安心して、ご依頼ください。
→ 四条畷市でバルコニーの防水工事を行うなら『防水市場(株)ヤマナミ』にお任せください。