施工事例
works
会社の入口の床タイルを貼り替え|丁寧に水勾配をつける 大阪府東成区
2023.09.06
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before
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after
地域 :大阪市東成区
工事の種類:タイル貼り替え
施工箇所 :社屋入口床部
施工範囲 :約12㎡
作業人員 :約6人工
基本情報
- 費用
- 約30万円
- 工期
- 約4日間
施工内容
- 既存のタイルをはつる
- 下地を部分的にモルタルで補修
- 1枚ずつタイルを貼る
- 目地セメントを施工する
大阪市東成区のH社様より、「会社の入口の床のタイルが前から破損していて、貼り替え時期を考えています」とお問い合わせがありました。
当社が「施工事例」のページにアップした、同様のタイル貼り替えの事例をご覧になり、連絡をくださったそうです。
現場確認に訪れたところ、お客様の仰る通り、床のタイルは経年劣化やフォークリフトの通行などによる、破損箇所が多く見られました。
そこで、現状と同じようなタイルを選定し、貼り替え工事を行うことになりました。
会社の入口の床のタイル貼り替え工事の流れ
それでは今回の、会社入口の床のタイル貼り替え工事の流れについて、順を追って説明します。
こちらが、今回選定したタイルです。
貼り替え前と見た目が似ていて、滑りにくい加工が施されている床用のタイルを選びました。
【1】既存のタイルをはつる
まずは、既存のタイルをはつりました。
道具は、「タイル用のはつり機」を用いています。
通常のはつり機よりも振動が弱いため、下地を傷めないものです。
【2】下地を部分的にモルタルで補修
下地の傷みが激しい部分へは、モルタル補修を行いました。
側に側溝があるので、水勾配をつけながら補修しました。
【3】1枚ずつタイルを貼る
タイルの裏にモルタルを付けて、床に貼り付けていきます。
1枚ずつ、市松模様になるように、タイルを貼っていきます。
タイルを綺麗に直線に貼るコツは、色がついているタコ糸の端と端を釘で留めてガイドを作り、それにきっちりと合わせてタイルを並べていくことです。
タイルの高さは、ハンマーの裏でおさえながら、あわせていきます。
タイルの高さをきっちり合わせることで、床面の凹凸がなくなり、水勾配も綺麗にとることができます。
つまずきづらく、雨水が溜まらずに流れる床面にします。
カーブしているところのタイルは、サンダーでカットして作りました。
【4】目地セメントを施工する
上の写真は、目地を埋める前の状態です。
ここから全体的に目地セメントを塗って、タイルの表面を綺麗に洗い、目地の中だけにセメントが残るようにして、目地を作ります。
工事の仕上がりです。
まとめ
工事完了後、お客様からは「前と同じように、綺麗になってよかったです」とのお声をいただきました。
今回の作業で特に難しかったのは、水勾配を綺麗につけるところです。
今回は、会社の営業日中に作業しています。
施工箇所は会社の入口なので、従業員さんや関係者さんが出入りされる際、通り道を都度誘導して、安全を確保しました。
人が通れるように、タイルの上より少し浮かせた状態の板を敷くこともしました。
タイルの耐用年数は、一概に「何年」とは言いにくいものです。
人の通行頻度や地震による揺れ、タイルの下地の劣化具合によって、耐用年数は変わってきます。
タイル床面に凹凸ができはじめると、人がつまずくおそれがあるので、早めの貼り替えをおすすめいたします。
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