＜施工前＞
施工前の状態は、雨漏りがあり、ヒビ割れや膨れが多く発生していました。
築30年のお家ですが、施主様ご自身で、ホームセンターで購入した 防水材を3回程塗り重ねていらっしゃいました。しかし、下地補修せず前に塗った防水層も毎回残したまま上から防水材を重ね塗りしてしまったため、 防水効果がないだけでなく、このように状態が悪化してしまったと思われます。

＜施工中＞
すべてはじめからやり直さなくてなりませんので、
まずは塗ってあった防水層を捲り、剥がす作業から。

接着向上の為や下地の不陸調整を兼ねて
下地調整材を塗ります。

排水口部はよく破損が発生する箇所ですので、
今後のため、改修用ドレンを取付ました。

今回は、ウレタン塗膜防水のメッシュクロス入りの工法で行いました。
メッシュクロスは補強と塗膜層の確保のために使用します。

＜施工後＞
塗膜防水が仕上りました。
防水材もそうですが、ご自身でホームセンターなどで購入してきてご自身で防水材を塗ると、やはり強度や仕上がりに問題が出やすく、傷みが早かったり、補修工事に余計に手間がかかってしまったりしますので、
できればプロにご相談いただきたいところです。
ドレンを取り付ける場合も同じく、水漏れを防ぎ防水効果を確保するためのものですので、つばの部分と躯体を、専用の工法によってしっかり接着させ、隙間ができないようにするという専門の技術が必要です。
防水工事のことならどんなことでもご相談ください。