施工事例
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家全体の傷んだシーリングを打ち替える|営業に来たリフォーム業者(他社)に任せるのは不安! 大阪市平野区
2024.10.21
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after
地域 :大阪市平野区
建物の種類:鉄骨造3階建て
築年数 :約25年
工事の種類:シーリング工事
施工範囲 :約360m
作業人員 :約6人工
基本情報
- 費用
- 約35万円 ※足場代を含まない
- 工期
- 約1週間
施工内容
- 既存のシーリングを撤去する
- プライマー材を塗布する
- シーリング材を充填する
大阪市平野区の鉄骨造住宅(築25年)にて、シーリング工事を行いました。
お客様宅に外壁リフォーム会社の営業が来たそうで、内容と金額について相談を受けました。
営業に来た業者は、塗装が得意なリフォーム業者だと思われ、外壁補修・シーリング・防水などの説明はなかったとのことでした。
(提案内容は、高品質な塗料を使い塗装をするというものでした。)
「ヤマナミさん(当社)ならいくらでできるのか、見積もりが欲しい」とご希望だったため、現場調査に伺いました。
現場調査をしたところ、現状雨漏りはないものの、外壁の目地のシーリングが全体的に傷んでいることが分かったため、シーリング工事および塗装工事を合わせた内容で見積書を作成し、提出しました。
外壁の目地のシーリングの傷みを放置していると、サイディングボードに水が回ってしまいます。
数日後、外壁リフォーム会社の営業さんが再度来て、お客様が工事を迷っている雰囲気を出していると、「最初に提示した金額から60万円値引きする」と言われたそうです。
お客様は「返事は改めてします」と伝えて、営業さんには引き取ってもらい、当社に連絡をくださいました。
お客様は「最初の金額は何だったんだろう?」と困惑し、不信感を抱いておられる様子でした。
当社では不自然な値引きを行うことなく、できる範囲での少しの値引きを提示して、お客様にご納得いただき工事に至りました。
なお今回の事例では、「シーリング工事の様子のみ」お伝えします。
今回のシーリング工事の流れ
それでは以下で、今回のシーリング工事の流れを解説します。
隣の建物との隙間が狭かったですが、30cmほどあれば作業は可能です。
足場を立てる位置がズレると作業しづらくなるため、位置決めをしっかりとしてから立てる必要があります。
今回使用する、サイディング用の変性シリコンシーリング材『ボンドサイディングシール』とプライマー材です。
『ボンドサイディングシール』は、サイディングの動きに追従する「応力緩和型」で、目地切れなどの事故を防止することができます。
また、変成シリコン特有のすぐれたゴム弾性を持ち、耐熱性・耐候性にすぐれているため、長期にわたり防水性能を維持することもできます。
【1】既存のシーリングを撤去する
既存のシーリングを撤去しました。
カッターを入れる際は、サイディングに傷をつけないように注意して、なるべく綺麗に既存のシーリングを撤去することを意識します。
【2】プライマー材を塗布する
プライマー材を塗布しました。
プライマー材を塗る際は、こぼさないように注意して、側面までしっかりと塗ることを意識します。
側面まできちんと塗ることで、後のシーリングの定着がよくなります。
【3】シーリング材を充填する
新しいシーリング材を充填しました。
シーリング材を充填する際は、空気が入らないように注意します。
またシーリング材を充填する順番は、「上から下へ」が基本です。
シーリングを仕上げている様子です。
以上の工程をもって、今回のシーリング工事は完了です。
まとめ
シーリング工事完了後、お客様からは「ヤマナミさん(当社)にお願いしてよかったです。シーリング工事のことなどしっかりと説明があり、安心して工事を任せられました」と、お声をいただきました。
サイディングを外壁に使用した住宅の場合、目地のシーリングがとても大事です。
シーリングが劣化すると、建物内部に水が入って、雨漏りが発生したり構造が傷んだりします。
またサイディング自体が水を含んで、反ってくることもあります。
大体10年を経過すると、シーリングが白く変色(白化)してきて、やがてカチカチになります。
このような状況では、今回のようなシーリングの打ち替え工事が必要です。