施工事例
works
ソーラーシステム導入前のハイツの屋根塗装工事 寝屋川市 Hハイツ
2015.05.12
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before
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after
工事の概要
今回屋根塗装工事のご依頼頂いた物件は寝屋川市にある広さ400㎡程のHハイツ。
お施主様からソーラーシステムを取り付ける事になったから、取り付ける前にシッカリと屋根のメンテナンスをしておきたいと、屋根塗装工事のご依頼を頂きました。
お施主様のおっしゃる通り、一度ソーラーシステムを取り付けてしまうと、取り付けた下の屋根は今後塗装が難しくなるので、雨漏り対策としてもソーラーシステム設置前に必要不可欠な工事です。
屋根塗装工事のポイント
屋根塗装を行う際は、通常、落下養生を意味も含めて外壁に仮設足場を組みます。
ただ今回は、敷地も広かったので仮設足場を組まずに作業を行いました。
ただ、屋根の勾配は今回位が限界で、これ以上勾配がきつくなりますと外壁や屋根への仮設足場が必ず必要になります。
もちろん、仮設足場を組まなかったことによって、100万円程の足場代を抑えることができ、かなり安くお得な工事になっております。
実際に行った作業内容。
・屋根の状態を調査。
・必要箇所の養生。
・高圧水洗浄をかけて屋根の汚れを落とす。
・破損箇所があれば修復。
・錆止め材塗布
・屋根の塗装(中塗り、上塗り)
・屋根の重ね部の縁切り
基本的な作業内容としては、上記7つの作業です。
基本情報
- 費用
- 約75万円
- 工期
- 10日間 16人工
施工内容
- カラーベスト屋根の塗装
- 破損部のシーリング処理(補修)
- 塗装接着部の縁切り作業
- 住人様のお車に養生
作業詳細
(1)屋根を高圧洗浄にかけて屋根表面に付着しているホコリや藻やカビなどの汚れを落としていきます。
(2)屋根洗浄後です。十分に高圧洗浄を行う事によって塗装仕上げの質が上がります。
(3)シーラーを塗っています。この工程は濡れ色になるまで行います。
これは塗装の接着剤だと思って頂けると分かりやすいかと思います。
(4)棟笠木のつなぎ目が切れています。これはシール切れと言って、雨漏りの原因になります。
(5)棟笠木のつなぎ目にシーリング処理を施し、シール切れを補修します。
(6)これでシーリング処理が完了です。
※棟とは、屋上の頂上部で、笠木とは、頂上部の躯体を守る金属製のものです。
(7)カラーベスト屋根破損部調査及びマーキング
(8)カラーベスト屋根破損部をコーキング処理しました。
(9)カラーベスト屋根破損部シーリング処理後です。
(10)ケラバの塗装前です。
(11)ケラバに錆止め材を塗布しています。
(12)ケラバにウレタン樹脂系の塗装をしました。
(13)カラーベスト破損部タッチアップ
※タッチアップとは、部分補修をした部分を全体同じように見せて統一感を出す事です。
(14)水性シリコン樹脂を塗装しております。(中塗り)
(15)水性シリコン樹脂で塗装しております。(上塗り)
(16)塗装上塗り後、重ね部の縁切り作業。
※縁切り作業とは、塗装でひっついた部分を切り離す作業の事です。
(17)塗装上塗り後、重ね部の縁切理作業2
※屋根を通気させる為に必要な工程です。
(18)これで、屋根塗装工事完了です。
ここからは,ちょっとした補足写真になります
工事前の屋根写真
屋根塗装工事の終了後に、ソーラーシステムの取付業者が設置した後の写真です。
ハイツ駐車スペースをお借りしてハシゴにて屋根へ昇降していました。
ハイツ住人様のお車に洗浄や塗装時に汚れや塗装が付着しないように養生しました。
カラーベスト部へは水性シリコン樹脂塗装材、ケラバや棟部の金物へはウレタン樹脂塗装材を使用しました。
足場を使わずに作業する際の限界の勾配です。およそ、30度ぐらいの傾斜が限界です。
ソーラーシステムの設置前には
このハイツの事例だけでなく、戸建の屋根でもソーラーシステムを設置した後に、
屋根塗装工事を行う場合は、ソーラーシステムの取外し作業を行ってからする必要があるので、
工事日数が多くなり工事費用も高くなります。
その為に、ソーラーシステムを導入予定の方で今後の屋根のメンテナンスや雨漏り等が起こらないか心配の方は、事前に屋根塗装や防水工事専門の業者に問い合わせる事をオススメ致します。
もちろん、大阪の防水市場のヤマナミでも、シッカリとお客様のお話をお伺いした上で、最善のご提案をさせて頂きます。
お気軽にお問合せ下さいませ。