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築40年鉄骨2階建ての漏水対策!劣化シーリングの増し打ちでガラスブロック・外壁パネル・笠木を重点補修 大阪市大正区

2026.02.12

築40年鉄骨2階建ての漏水対策!劣化シーリングの増し打ちでガラスブロック・外壁パネル・笠木を重点補修 大阪市大正区
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地域   :大阪市大正区
建物の種類:鉄骨2階建て
築年数  :約40年
工事の種類:漏水対策補修工事 ※シーリング
作業人員 :約4人工
施工期間 :約3日間

基本情報

費用
約20万円
工期
約3日間

以前、未使用ダクトの閉鎖&防水工事でビルの雨漏りを改善 大阪市大正区 で屋上防水や外壁の漏水対策補修工事をさせていただいたビルから、再度補修工事のご依頼をいただきました。

オーナー様より「建物の西面の1階と2階に雨漏りがある」とご連絡をいただき、現地調査からスタートしました。
過去に施工させていただいた部分とは違う面から雨漏りが発生しています。

こちらのお客様は一度に建物全体の防水工事をするのではなく、雨漏りが発生した部分に対して部分補修をご希望されている方です。
部分的な対処をご希望なので足場は組まず、はしご等にてシーリング処理などの施工をご提案し、ご契約・工事に至りました。

築年数は約40年で、シーリングは建ててから替えていません。

1階のガラスブロックから雨漏りが発生し、水たまりになっているところです。

ガラスブロックでは2か所ほどこのような漏水を確認しました。

天井からの漏水で壁の上部のクロスが浮き、水も溜まっていました。

外壁はパネルとガラスブロックで覆われているもので、パネルのジョイント部のシーリングの劣化や破損、ガラスブロックの目地部の破損が見られます。

外観の状態です。

シーリングはすべてすき間ができており、そこから内部に雨水が入り込んで錆が発生している可能性があります。

外壁がパネル仕上げの場合、防水性に関してはシーリングが「命」です。
シーリングが劣化すると、そこから雨水が入ってしまいます。

シーリングは本来10~15年に一度はチェックしたほうが良いですが、今回のビルは建ててから40年経過しているのでかなり劣化が進んでいます。

写真のようにシーリングが浮いていて、防水としてはほとんど効いていません。

笠木のジョイント部分です。

シーリングの右側が目で見てわかるほど大きくすき間ができ、破損もしています。

漏水によってサビと水が混ざったものがガラスブロックから流れている状態です。

1.笠木ジョイント部にシール増し打ち

笠木ジョイント部分のシールを補修していきます。
笠木部分はシールのみが劣化しており、笠木自体は劣化していません。

シール材を施工する前に、刷毛で掃いて清掃したりプライマーを塗布したりといった下準備を行っていきます。

笠木ジョイント部にシール材を増し打ちします。

笠木ジョイント部と外壁パネル目地部にシール処理を施工しているところです。

写真のように連続した目地の継ぎ目は、目地に水が溜まらないように滑らかにつなげることがポイントとなります。

2.サッシ廻り部にシール処理

サッシ廻り部にプライマーを施工しているところです。

3.ガラスブロック廻りシール処理

ガラスブロックの既存の目地材はセメントでしたが、今回は補修に最適である「シリコン」で埋めました。

パネルは「変成シリコン」を使用し、ガラスブロックは「シリコン」を使用します。
しっかり密着するように、材質に合わせたシーリング材の選択が重要です。

変成シリコンとシリコンという質の違うシーリング材が接する箇所があるので、変成シリコンがしっかり乾いてからシリコンのシーリングを施工することで、密着性を高めます。

ガラスブロックとパネルはずっとつながっているのでジョイントがあります。

変成シリコンを乾かしてからシリコンを打ちつなげることでジョイント部分の段差を減らし、きれいに仕上げることがポイントです。

一気にシール処理を進めるのではなく、分けておこなうことで防水性もアップします。

ガラスブロック廻りにシールを増し打ちしているところです。

外壁パネル部のシーリングは増し打ちをメインとして進めましたが、シーリングの厚みを適正に保つため、既存のシーリングの一部は撤去しました。

今回のビルは打ちしろに余裕があったので増し打ちを実施しましたが、打ちしろに余裕がない場合、厚みを適正に保つために既存のシーリングを撤去しなければなりません。

外壁部分はハシゴを使ってシール処理を行いました。

作業員は落下しないよう安全面に配慮すること、道路に面した場所なので、マスキングテープを剥がした時に細かい塵が飛び散らないように慎重にテープをはがすことが注意点です。

パネルのジョイント部分にシール処理を行ったところです。

サッシとパネルの継ぎ目部分です。

シーリングを施工した部分と施工していない部分の継ぎ目を、なめらかにつなげるように気をつけました。

防水性を考えるとすべてシーリングを実施したほうが良いですが、ご予算の都合で部分的な実施となりました。

ガラスブロック部分はすべてシーリングを実施しました。
すき間がふさがり、雨漏りを防ぐことができます。

ガラスブロックとパネル部分の継ぎ目もしっかりシーリングしています。

目地が多いビルなので、目地が新しくなるだけで建物の印象も変わりました。

まとめ

工事の結果、無事に雨漏りは止まりました。

オーナー様は少しずつ補修することをご希望だったため、大規模修繕は行いませんでしたが、無事に雨漏りが止まって喜んでおられました。

ガラスブロックはすき間ができて雨水がにじんでいましたが、今回の補修で防水性が高まったと安心されています。

シーリングでは打ちしろがないと薄い仕上がりになってしまい、長持ちしません。

今回は打ちしろがあったので、打ちかえではなく増し打ちを実施しましたが、既存のシールの劣化が激しい部分は一部撤去しています。

「ガラスブロック」や「パネル」を使っている場合、シーリングは防水上で一番大切な要素です。

綺麗な状態でも雨漏りリスクが高まるので、10~15年経過したら一度プロに調査や補修についてぜひ相談してみてください。

大阪市大正区でビルの雨漏りにお困りなら、防水工事のプロ『ヤマナミ』にお任せください!