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遮熱シートで窓側の夏の暑さ対策 堺市 K様邸

2016.02.24

遮熱シートで窓側の夏の暑さ対策 堺市 K様邸
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夏の窓際の暑さ対策をしたい

少し前に雨漏り対策としてシーリング工事を行わせていただいたお客様から、 夏になると西側と南側の窓から直射日光が入ってきて、窓際から室温が上がってきてエアコンの効きが悪いんだけど、どうしたらいいかな?と相談を頂きました。
窓の暑さ対策はいろいろな方法がありますが、今回は遮熱シートを貼ることで費用を下げることを選択されました。

窓際の暑さ対策は3つ

  • ・すだれやカーテンを付ける。
  • ・二重窓やペアガラスにする。
  • ・遮熱シートをガラスに貼る。

 

主な対策は上記の3つです。
ここから一つ一つ細かく説明していきます。

すだれやカーテンを取付ける

これに関しては、インテリア上したくない方もおられると思いますが、費用が安く済むのでオススメの方法です。
ホームセンターなどで気軽に手に入ります。

二重窓やペアガラスにする。

これは夏だけでなく冬の寒さ対策にも効果的な方法です。

ペアガラス

    これは、窓自体が暑くなる事を防ぎます。
    ペアガラスはガラスとガラスの間が真空になっているので断熱性能が高い事はご存知だと思います。

    ただし、シングルガラスの場合はペアガラスにするとなるとサッシから変えないといけなかったりすることが多いのでサッシ費用も掛かってきます。

    窓際の工事は雨仕舞や外壁材の兼ね合いから割と大掛かりになり、2階の場合は足場も必要なので、費用はかなり高額です。

    二重窓

    これは今の窓サッシの内側にもう一つ窓を付けて、窓の層を2層にしてペアガラスにするおと同じような効果を持たせることが可能です。

    これに関しては、既存のサッシの撤去なども必要なく、窓枠のサイズに合わせて取付けるだけなので、比較的費用が安く済みますが、1窓で数万は掛かります。

     

    遮熱シートをガラスに貼る

    これは、今の景観を潰さずにする対策として最もお手軽な方法だと思います。
    窓のサッシやガラスはそのままですが、遮熱シートが直射日光を跳ね返してくれるので、熱が入り込みにくくなっています。またUVカット効果もあります。

    もちろんサッシはそのままなので、熱を持つのは変わりませんが、比較的安価で効果を得られる方法です。
    ホームセンターでも買えるので自分で貼ることもできますが、技術が必要なのでキレイに貼れない場合があります。

     

    遮熱シートは遮熱効果以外の副産物がある

    遮熱と断熱の違いはご存知でしょうか?

    遮熱というのは、太陽の直射日光を防ぐのではなく、暑くなる原因となる赤外線と可視光線を反射させて遮ってくれます。

    断熱というのは、熱の伝導率を下げることで、物理的に熱を伝わらなくすることです。
    遮熱と断熱は全く意味合いがことなりますので、夏場だけなら遮熱、冬場は断熱が効果的だと思っていただければわかりやすいと思います。

    これは、外壁塗装を行う時の断熱塗料や遮熱塗料も同じなので、参考にされると良いかと思います。

    ただし、遮熱シートに関しては、物理的にフィルム分の厚みが増すことので、断熱とはうたっていなくても若干の断熱効果があります。 
    また、UVカットもできて、更にガラスの飛散防止にもなります。
    遮熱シートは、メインの性能以外にも機能的な要素が高いので、人気が高い窓の暑さ対策です。

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    基本情報

    費用
    64,000円(ガラス8枚×8000円 ※サイズにより価格変動)
    工期
    4時間

    施工内容

    1. 窓回りの室内養生
    2. 窓の洗浄
    3. 窓に散水
    4. 遮熱シートの接着面に散水
    5. 仮貼り付け
    6. 中の気泡と水を除去

    遮熱シートの貼りつけ工程


    室内側の養生を行います。


     このようにシートを使って養生をします。


    遮熱シートを貼る前にガラスを洗浄します。


    洗浄後、遮熱シートを貼るガラスに散水します。


    シートの接着面にも散水をします。


    遮熱シートを貼ります。


    気泡と水を抜いていきます。


    別の窓も同じように貼っていきます。


    遮熱シートの貼りつけ完成です。

    ヤマナミから一言

    防水工事や塗装をメインに行っていますが、今回のように外壁工事のついでに窓の遮熱対策をすることがあります。
    このお客様は、一度シーリング工事を終えてからのご依頼でしたので、足場を再度組んだりしてからすると費用が高額になってしまいます。
    かといって安く済ませたいという要望もあり、室内側で工事を行うのが好ましかったので、費用対効果の高い遮熱シートで夏場の暑さ対策を行わせていただきました。

    実際に窓から入ってくる直射日光が暑すぎないので、エアコンの効果も上がってエコにもなります。
    なにより、夏場の電気代が安く済むので、安心です! 

    窓や外壁の遮熱対策もヤマナミにご相談ください。

    <K様に行わせていただいたシーリング工事の内容が気になる方はこちらをご覧ください。>
     シーリング工事のブリッジ工法で止まった雨漏り 大阪府堺市 K様邸