施工事例
works
倉庫の雨漏りの原因だった屋上の排水管を防水処理 岸和田市 H倉庫
2016.09.30
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倉庫の天井の雨漏り原因は屋上の排水管の漏水だった
今回は、高さ20m程の鉄骨造の倉庫の雨漏りに悩まれていたお客様からのご依頼です。
倉庫の天井から雨漏りがするということで屋上を調査したところ、屋上の排水口がありました。
ちょうど天井の漏水部分の上階にあたる場所だったため、排水管の破損や周囲の防水が傷んでいたことが原因による浸水と思われました。
そこで、排水管の防水処理を行いました。
屋上の排水管にドレーンを取り付けて防水処理
排水管の防水処理として、以下の補修を行いました。
- 排水口からジャバラ付ドレーンの取り付け
- 排水口周辺のウレタン塗膜防水処理
雨漏りしている排水管は、倉庫屋上の排水口から厚さ10cm程の壁の中を通り、外壁の外側に伸びている状態でした。
排水管の大部分が倉庫の外側に出ていて詰まりも無かったことから、壁の中を通っている部分が傷んでいると考えられましたので、排水口から30cm程のジャバラ付ドレーンを取り付けました。
そして、排水口周辺のウレタン塗膜防水処理を行いました。
基本情報
- 費用
- 非公開
- 工期
- 2人工・2日間
施工内容
- 排水管の清掃
- ジャバラ付ドレーンの取り付け
- 排水口周囲のウレタン塗膜防水処理
屋上の排水口の防水処理の流れ
ジャバラ付ドレーンを取り付けて漏水を解消
まずは排水口の状態を確認を行いました。
排水口の清掃を行いました。
ゴミ等が溜まっていましたが、排水口に詰まりはなく、雨等によって自然に溜まったものでした。
排水管にジャバラ付ドレーンを差し込み、倉庫の外壁の中の排水管からの漏水を防ぐことができるように対応しました。
排水口から壁の外に出ている排水管まで届くように、30cm程の長さのドレーンを使用しています。
ウレタン塗膜防水処理で排水口廻りもきれいに
ポリウレタン系速乾性シーリング材を使用して、排水口の周囲に防水処理を行いました。
ウレタン防水材を塗布しました。
排水口廻り全体に塗布しました。
シルバートップコート材を塗布しました。
排水口に蓋を付けて施工完了です。
ヤマナミから一言
お客様は倉庫の天井の漏水に以前から悩まれていたとのことでした。
倉庫の中から確認したところ、漏水していたところは1箇所だけでしたので、補修を行った排水管も1箇所だけでした。
補修後にお客様からは「漏水がなくなった」とのお声を頂いています。
排水管が壁の中を通っている場合は、破損していたり、防水が劣化していたとしても分かりにくいので、排水管そのものの補修を行うより、雨水などをスムーズに流せるようにジャバラ付ドレーンを取り付けることがあります。
壁の中で漏水している場合は、そのまま水が建物の中に流れ込んでしまいますので、排水管の詰まりだけでなく、破損や劣化にも注意が必要です。