施工事例
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ハイツの入居者入れ替え時に雨漏り原因のバルコニーを防水工事 大正区

2017.06.19

ハイツの入居者入れ替え時に雨漏り原因のバルコニーを防水工事 大正区
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大正区にハイツをお持ちのG様から「バルコニーから雨漏りしているので防水工事をしてほしい。」とご依頼いただきました。

お話を伺ったところ、G様はハイツ1階にお住まいの方から、バルコニー天井から雨漏りしていると、相談されたそうです。

しかし、原因とみられる2階にはまだ人が住んでおられる状況で、1階の方も「外だからすぐ工事していただかなくても大丈夫」とのことでしたので、2階の方が退去されてから防水工事をする運びとなったそうです。

バルコニーの雨漏り原因は排水口周りの防水の劣化

状況を拝見いたしますと、2階バルコニーはウレタン塗膜防水が施されており、古くはなっていましたが、床部に破損は見られませんでした。

しかし、雨漏り箇所のちょうど真上に設置されていた、排水口は錆付き、ごみなどで詰まり、周囲の防水層に劣化によるひび割れが見られました。

このひび割れもしくは排水口内部の破損により雨漏りしていると考えられます。

床部のウレタン防水層に破損はありませんでしたが、元々の施工が薄かったのか色にムラがあり、気になるとのことでしたので、新たにウレタン塗膜防水と排水口への改修ドレーンの取り付けを行ないました。

基本情報

費用
約10万円
工期
3日間 3人工

施工内容

  1. バルコニーを清掃
  2. プライマー材を塗布
  3. ウレタン防水用改修ドレーンの取り付け
  4. ウレタン塗膜防水材1層目塗布
  5. ウレタン塗膜防水材2層目塗布
  6. トップコート材塗布
  7. 排水口部ストレーナー取付け

バルコニーの防水工事の工程

1.バルコニーを清掃

 

バルコニーに設置された2台の室外機を鉄製の架台に載せて作業をしやすい状態にしました。

溝にたまったゴミなども取り除き掃除しました。

 

2.プライマー材を塗布

 

床部から立ち上がり部にかけてプライマー材を塗布し、防水材が定着しやすい状態にします。

 

3.ウレタン防水用改修ドレーンの取り付け

 

ウレタン防水用の改修ドレーンを取り付け、周囲から水が入らないようをウレタン製シーリング材でシーリングします。

ドレーンの先には蛇腹構造になったホースがついており、水がこの中を通るので排水口内部から漏水していた場合もおおむね解消できると考えられます。

 

4.ウレタン塗膜防水材1層目塗布

 

ウレタン塗膜防水材を塗布します。

 

5.ウレタン塗膜防水材2層目塗布

 

防水材を重ね塗りします。厚みを付けることにより、防水層の耐久性を高めます。

 

6.トップコート材塗布

 

防水層の表面を傷や紫外線から保護するトップコート剤を塗ります。

7.排水口部ストレーナー取付け

 

最後に排水口にゴミが入らないようにストレーナーを取り付けました。

以上で作業は終了です。約8㎡の細長いバルコニーでしたので、室外機を動かしスペースを確保しながら作業を行ないました。

ハイツのバルコニーの防水工事は入居者入れ替えのタイミングがおすすめ

ハイツのバルコニーで雨漏りがあった場合、一軒家とはちがい、上の階と下の階それぞれにお住まいの方に関わることになります。

今回のように、雨漏りしていた階下の入居者様が上の階の退去を待って下さる場合は良いですが、室内まで雨漏りするなど緊急の修理を要する場合は、入居者様がおられる場合でも工事をご依頼いただくことがあります。

その場合、入居者様にご迷惑が掛かりますし、調整なども大変になると思います。

ハイツのバルコニーの雨漏りを防ぐためには、退去の時点で、防水状況を確認し、劣化が見られた場合は工事を行うことがおすすめです。

雨漏りがない場合も、前回の防水から時間が経っている場合は劣化があるかもしれません。劣化の状況にもよりますが、ウレタン塗膜防水やFRP防水でしたらトップコート材の塗布だけで済む場合もあります。

ハイツに空室が出た場合は、気軽に防水状況の調査をご依頼くださいませ。

 

大阪市大正区のハイツのバルコニーの防水工事ならヤマナミへ