施工事例
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地震で外壁のひび割れがひどくなった|外壁補修と防水工事 神戸市垂水区
2018.09.28
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雨漏り原因?外壁とベランダ床のひび割れが地震でひどくなった
兵庫県神戸市垂水区のO様から「壁のひび割れから雨漏りしてるみたいなので、補修をお願いします」と外壁補修のご依頼をいただきました。
O様邸は木造2階建てで、以前からベランダ周辺の外壁のひび割れと、その周辺の室内の雨漏りにお困りだったそうです。
今回ご依頼いただいたのは、地震によって、ひび割れが大きくなってきたのでそろそろ補修したいとのことでした。
また、ベランダにもひび割れが発生しているので、念のため調査して防水をやり替えて欲しいとご希望されました。
外壁のシーリング補修とベランダ内壁の塗り替え、ベランダ床防水のやり替えを行うことになりました。
基本情報
- 費用
- 約35万円 約10㎡
- 工期
- 約1週間 約6人工
施工内容
- 壁のひび割れに弾性シーリング処理
- ベランダ内壁シーリング処理
- ベランダ内壁の塗装下地
- ベランダ内壁の塗装仕上げ
- プライマー剤の塗布
- ウレタン防水剤塗布
- ウレタン防水剤重ね塗り
- トップコート剤塗布
外壁のひび割れとベランダ防水を補修する工事の内容
Ⅰ.外壁のひび割れ補修
1.壁のひび割れに弾性シーリング処理
外壁や軒天のひび割れには弾性シーリングと呼ばれる、外壁のひび割れ補修専用の注入型のシーリング剤を使用して補修を行いました。
弾性シーリングは、窓サッシなどに使うシーリング剤に比べて伸縮性や接着性が高く、揺れや衝撃を吸収して、ひび割れの拡大を防ぐ働きがあります。
2.ベランダ床・内壁シーリング処理
ベランダ床と内壁(手摺壁の内側)は塗り替え前に弾性シーリングでひび割れ補修を行いました。
床部はおそらく柱のある部分に沿って等間隔にひび割れができていました。
3.ベランダ内壁の塗装下地
塗り替えに使う塗料は、外壁用の弾性のあるもので下地剤と仕上げ剤の2種類を塗布します。
あらかじめ、床部が汚れないように養生してから、まずは下地剤を刷毛で均等に塗ります。
4.ベランダ内壁の塗装仕上げ
下地剤が乾いたら、仕上げ剤をムラなく塗布します。
Ⅱ.ベランダ防水のやり替え
ベランダ床部と手摺上部は、既存防水と同じウレタン塗膜防水でやり替えることになりました。
1.プライマー剤の塗布
防水剤の接着を良くするプライマー剤を塗布します。
2.ウレタン防水剤塗布
ウレタン防水剤を塗布していきます。広いところはローラー、手摺上部など細かい部分は刷毛で作業をします。
3.ウレタン防水剤重ね塗り
防水層に厚みをつけるために防水剤を重ね塗りをします。
4.トップコート剤塗布
防水層の表面を保護するためのトップコート剤を塗布して作業は完了です。
外壁補修工事後に台風が来ても雨漏りしなかった
今回、ご依頼主のO様は雨漏りにもお困りでしたが、工事後止まったようで、台風が来た後に念のためご確認のお電話を差し上げたところ「大丈夫です!もう雨漏りしなくなりました!」と大変お喜びでした。
外壁のひび割れや、ベランダ防水の劣化は、放置しておくと、雨漏りにつながるほか、外壁は剥落の危険がありますし、ベランダからの浸水は建物自体を傷めてしまう恐れがあります。
見つけた時は小さくても、些細なことでも、念のためプロに調査を依頼し、補修が必要な場合はできるだけ早く行っておくことがオススメです。
神戸市垂水区の地震による外壁のひび割れ補修と防水ならヤマナミまで!