施工事例
works
外壁の凹みを補修|台風で物が飛んで来て当たった 大阪市平野区
2019.02.13
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台風の飛来物で外壁が凹みベランダの屋根が飛んだ
大阪市平野区のT様から「台風で物が飛んできて壁が凹んで、ベランダの屋根が飛んだので補修して欲しい」とご依頼をいただきました。
現場は2階建て住宅のL字型のベランダ部分で、写真の部分に問題がありました。
外壁の一部が飛来物の衝撃で凹み、ポリカーボネートの屋根、5枚中2枚がなくなっていました、
古い壁材(サイディングボード)で廃番になっていた
外壁に使用されていた窯業系のサイディングボードは、現在廃番になっている古いものでした。
厚みが同じ商品なら取り寄せることができたので、サイズを合わせて取り付け、表面に周囲と同じパターン付けをすることをご提案しました。
基本情報
- 費用
- 約40万円
- 工期
- 約3日間 約8人工
施工内容
- 外壁の凹んだ部分を撤去
- 新しい壁材を準備
- 壁材の固定
- 壁材ジョイント部にシール処理
- 塗装下地材塗布
- 表面にパターン付け
- 塗装2度塗り
- ビスと部材を外す
- 新しいポリカーボネート屋根貼り
凹んだ外壁の補修とポリカーボネート屋根貼りの作業内容
作業前に、安全のため雨戸を閉めていただきました。
Ⅰ.外壁補修
1.外壁の凹んだ部分を撤去
まずは屋根の凹んだ部分を撤去します。
お客様が養生されていたテープとプラスチック板をはがして、凹んだサイディングボードをビスを抜きながら外していきます。
幸い、内部の防水シートは機能していましたので、その上から施工することになりました。
2.新しい壁材を準備
替わりの壁材は、サイズが異なるのでちょうどの大きさになるようにカットします。
3.壁材の固定
壁材を固定していきます。
雨が入らないようにジョイント部分は上からかぶせるように施工していきます。
4.壁材ジョイント部にシール処理
継ぎ目の部分から水が入らないようにシーリングしておきます。
5.塗装下地材塗布
サイディングボードの表面に、周囲と同じパターン付けの塗装を行う前に、塗料の接着を良くする下地材を塗布します。
6.表面にパターン付け
表面にパターン付けしていきます。
まず、マスチックローラーと呼ばれる目の粗いローラーでツノを立てるようにパターン付けします。
その後、尖った部分を、フラットなローラーで抑える「山抑え処理」という手法でパターン付けを行いました。
7.表面を塗装
表面に彗星セラミシリコンの塗料で2回塗装を行います。
Ⅱ.屋根補修
1.ビスと部材を外す
ポリカーボネート板は2枚無くなっていましたが、板を抑えていた部材は残っています。
板を取り付けるために一度部材を外しながら、残りの3枚のポリカーボネート板もはがしました。
2.新しいポリカーボネート屋根貼り
遮熱効果のある新しいポリカーボネート屋根を部材で固定しながらとりつけ、作業は終了です。
外壁の凹んだ部分を周囲と違和感なく補修できた
今回は、外壁の凹んだ部分について、廃番になっていた壁材を用意できなかった物の、現行の商品で違和感なく施工することができ、お喜びいただくことができました。
台風では、壁や屋根そのものが強風で剥がれることもありますが、今回のように、飛来物によって破損することもあります。
そういった場合も、放っておくとその部分から雨が入り家が傷み、雨漏りの原因になることがありますので、早めに補修を行うことがおすすめです。
大阪市平野区で外壁の凹みを補修するならヤマナミまで!