施工事例
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外壁のひび割れを放置していたら大きくなってきた 大阪府八尾市

2019.03.27

外壁のひび割れを放置していたら大きくなってきた 大阪府八尾市
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地震で発生した壁のひび割れを放置ていたら大きくなってきた

ホームページ見た大阪府八尾市のK様から「地震の時にできたひび割れがだんだん大きくなってきて、2階は自分で修理できないので見てほしい」とご依頼をいただきました。

半年前の地震で、築40年木造2階建て住宅の所々にひび割れができ、以前、外壁補修関係のお仕事をされていたK様はご自身で手の届く1階部分は補修されたそうです。

ただ、2階部分は足場もなく、放置していたところ、10ヶ所程度のひび割れがどんどん大きくなってきたので一度プロに見てもらいたいと弊社にご連絡くださりました。

一般的に建物の2階の方が地震など振動の影響を受けやすいのでひび割れができやすく、一度できたひび割れを放っておくと、風や車の振動などでも力がかかり、ひび割れがさらに大きくなったり伸びたりすることがあります。

予算的に足場を組んでの工事は避けたいとのことでしたので、ハシゴでできる範囲での工事を承りました。 

ウレタンシーリング後に塗装することを提案

まずはひび割れをウレタン製のシーリング材で補修してから塗装することをご提案しました。

ウレタン製のシーリング材は塗装しやすいため今回の工事に向いています。

また、塗料については、以前外壁塗り替えを行った際の残りがあると出してきていただいたので、そちらを使用することになりました。

未開封とはいえ数年前のものなので、色味などが微妙に変わっている恐れがありましたが、その点はご了承いただきました。

基本情報

費用
約6万円
工期
約2日間 約4人工

施工内容

  1. ひび割れにシーリング材を充填
  2. バックアップ材で表面を整える
  3. シンナーで境界をなじませる
  4. 表面を塗装

放置されて大きくなった2階外壁のひび割れを補修する工程

1.ひび割れにシーリング材を充填

ひび割れ一つずつに追いかぶせるようにウレタン製のシーリング材をシーリングガンで注入していきます。

2.バックアップ材で表面を整える

シーリング材は充填後は、バックアップ材と呼ばれるスポンジ状の部材を取り付けたヘラなどで表面を整え、はみ出た部分を取り除きます。

3.シンナーで境界をなじませる

シーリングが固まったら、境界をシンナーで溶かしながらなじませます。壁とシール部分の微妙な段差をなくし、塗装した後の違和感をなくすためです。

刷毛に少量のシンナーをつけて丁寧に作業を行いました。

4.表面を塗装

用意していただいた、水性シリコン樹脂塗料で塗装を行います。

塗料を溶かさないように、垂らさないように注意し、シンナーで溶かして白くなった部分も覆い隠すように塗装しました。

半年放置していた壁のひび割れを目立たなく補修できた

K様は仕上がりに満足され、作業中見に来られた際も「さすがプロやなあ!手際よくやるなあ!!」とお褒めくださりました。

写真は乾く前の様子ですが、乾くともっとなじんで、よく見ないとわからないほどになっています。

もし、ご自宅の壁にひび割れがあるのに放置されている場合は、放置したままだとさらに大きくなる可能性がありますので、早めに補修されることがおすすめです。

 

大阪府八尾市で放置している外壁のひび割れ補修を依頼するならヤマナミまで