施工事例
works
ベランダの割れたパーテーション修理 大阪府門真市のアパート
2019.04.08
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before
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after
全体改修工事の際にベランダのパーテーション破損が見つかった
大阪府門真市のアパート改修工事に際して、破損していたベランダのパーテーション修理・屋上ハッチの内壁補修を行った事例です。
4階建てアパートの全体改修では全体改修工事でシーリング打ち替え、クラック補修、塗装、バルコニー防水などを行うことになっていましたが、それ以外にも事前調査でパーテーションと屋上ハッチ内壁の破損が見つかりました。
3階と4階のパーテーション6箇所が割れて無くなっていた
3階と4階で合計6箇所のパーテーションが割れてほとんどなくなっている状態でした。
パーテーションのケイカルボードは災害時に突き破って逃げられるように、簡単に割れるようになっていますが、逆に意図せずとも人や物がぶつかるだけで割れたり、時には突風などで割れることもあります。
割れた箇所のボード張替えを行うことになりました。
屋上へ続くハッチ内壁が剥がれ落ちている
また、4階から屋上へ上がるハッチ内壁が割れ落ちていました。
ハッチの梯子と逆の背中側になる部分で、おそらく体や荷物が当たって割れたとみられます。その他の原因として、破損部から見えた内部構造上、雨水が浸み出しやすく、ケイカルを腐食して壊れやすい状態になっていたという可能性もありました。
ひとまず割れたところをパーテーションと同じケイカルボードで補修することになりました。
基本情報
- 費用
- 約10万円
- 工期
- 約2日間 約4人工
施工内容
- 既存ボード・ビスの撤去
- ケイカルボードのカット
- ビス止め
- 塗装
- 金属部分の塗装
- 既存ボード剥がし
- ケイカルボード貼り
- 塗装
- パテ処理
ベランダのパーテーションと屋上ハッチ内壁の補修工事
パーテーションの修理
全体改修のため足場が設置されているので、足場からベランダに入り作業を行いました。
1.既存ボード・ビスの撤去
割れて残っているボードを完全に取り去り、古くなっていたビスも撤去しました。
2.ケイカルボードのカット
持参したケイカルボードをパーテーションの枠に収まるようにカットします。
もともと900×1800mmほどの大きさだったところ、パーテーションに合わせて一回り小さくカットしました。
3.ビス止め
カットしたケイカルボードをL字の枠の内側からはめ込みビスで固定していきます。
4.パーテーション表面の塗装
表面を水性塗料で塗装します。ムラなく均等に塗料を塗布していきました。
5.金属部分の塗装
パーテーションの金属枠部分には防水効果のあるウレタン製の塗料で塗装します。
屋上ハッチ内壁修理
1.既存ボード剥がし
破損部分がある面全て交換するので、残りを剥がします。
2.ケイカルボード貼り
パーテーションと同じボードを1㎡ほどの内壁に合う大きさにカットします。
3.塗装
パーテーションと同様、水性塗料で表面を塗装します。
4.パテ処理
ビス部分の凸凹をなくすために、パテで表面を整えて作業は終了です。
割れて無くなっていたベランダのパーテーションが元どおりになった
今回のご依頼主様は、東京にお住いのオーナー様でしたので、工事前後の様子は写真で確認していただきました。
パーテーションは壊れやすく、今回のような全体改修以外のタイミングでも割れてしまうことは多々あります。
おおよその修理費の目安として、1枚だと約3万円、アパート規模の建物の場合全部取り替えても5〜6万円くらいでできます。(たくさんやってもあまり料金は変わりません)