施工事例
works
台風で破損したエアコン配管カバーの修理 大阪市平野区
2019.05.17
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エアコンの配管カバーが台風で部分的に破損した
大阪市平野区のF様からのご依頼で、台風で破損したエアコン配管カバーの修理を行った事例です。
台風通過後に、家の周りを点検していたF様は、建物1階に設置されたエアコン室外機の配管カバーがなくなっていることに気づき、弊社にご連絡いただきました。
早速現地で確認すると、建物の角に沿うように設置された配管のカバーが部分的になくなっていました。
エアコンから伸びたまっすぐな部分と、角に添わせたコーナー用のカバーがなくなっており、風が吹き込んで外れたか、飛来物の衝突で外れたかというような原因が考えられました。
新しい、カバーを取り付け、周囲との違和感がないように塗装する工事を行うことになりました。
基本情報
- 費用
- 約2万5千円
- 工期
- 約2日間 約2人工
施工内容
- 壁側に残った既存カバーの撤去
- 新しいカバーを設置
- 表面研磨処理
- プライマー材塗布
- 塗料の色を調合
- 配管カバー塗装
エアコン配管カバー修理の作業内容
配管カバーの修理は、カバー取り付けと塗装の2日に分けて作業を行いました。それぞれの工程を紹介します。
新しいカバーを取り付ける工事
1.壁側に残った既存カバーの撤去
今回工事した配管カバーは、壁側と外側の2つの部材を組み合わせて筒状にしているタイプのカバーで、外側のカバーのみが外れていました。
残った壁側のカバーについて、新しいカバーと型を合わせるために撤去します。
配管を壊さないように、壁に固定しているビスを外してから、取り除きました。
2.新しいカバーを設置
新しいカバーは、似た物を用意して使用しました。
まず壁側の部材をビスで壁に取り付けてから、覆いかぶせるように外側の部材を取り付けます。
コーナー部分は、取れないようにしっかりと外側と壁側の部材をビスで固定しました。
既存カバーの色に合わせて塗装
1.表面研磨処理
新設したカバーの表面に研磨処理を行います。そのままだと、表面がツルツルしていて、塗装の定着が悪くなる可能性があるからです。
タワシヤスリで表面に細かい傷をつけるように全体的に満遍なく擦りました。
2.プライマー材塗布
さらに、塗料の定着をよくするプライマー材を塗布しました。
3.塗料の色を調合
残っている部分のカバーの色に合わせるために、塗料の色を調合します。
F様邸で以前、外壁塗装工事を行ったことがありましたので、塗料の品番はすぐにわかりましたが、当時から数年経っており、日光などの影響で色あせてきていました。
既存部分と違和感がないように、先に色を調合しました。
4.配管カバー塗装
塗料を配管カバーの表面に、ハケなどを使ってまんべんなく塗っていきます。
塗装に厚みを持たせ、色ムラを解消するため2度塗りして作業は完了です。
この後、1〜2時間ほどで塗料は乾きます。
破損したエアコンの配管カバーが元通りになった
作業を終えて、お客様は「元どおりになってよかったです!」とお喜びでした。
外壁に取り付けられた室外機やその配管、そして今回修理した配管カバーは、雨風や直射日光の影響を受けやすく、台風の被害も受けやすいです。
特に角部分に添わせるように配管を設置している場合は、台風の際に注意しておかれると良いでしょう。
台風前に養生テープなどで補強するだけでも、被害は抑えられますので、対策しておくことがおすすめです。
台風などで破損した場合は、配管を傷めないためにも、早めに補修するようにしましょう。