施工事例
works
台風で破損したトイレの臭気筒を交換して雨漏り解消 大阪市住吉区
2019.07.26
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台風で臭気筒が壊れてトイレの換気扇から雨漏りしている
大阪市住吉区の不動産会社様からのご依頼で、事務所のトイレの臭気筒を交換した事例です。
建物は築約50年、木造2階建てで、前年の台風を境に、トイレの換気扇から雨漏りするようになったそうです。
小雨だと大丈夫だけど、土砂降りだとポタポタたれるくらい雨漏りするので、気にはされていて、お客様自身も、換気扇周辺に原因があることにはお気付きでした。
しかし、その時点では隣に建物があり、現状を確認できず、仮にどうにかなっていたとしても工事ができない状態でした。
その後、隣の建物が取り壊され、状態を確認したところ、臭気筒のカサ部分が取れているようでしたので、建物のない今のタイミングで工事をしたいと弊社にご連絡いただきました。
現場を確認すると、やはり臭気筒のカサ部分が取れており、雨が降ると筒の中に水が入りやすい状態でした。
昔ながらの臭気筒を換気ガラリに交換することをご提案
工事について臭気筒を換気ガラリに交換することをご提案しました。
もともと、臭気筒は汲み取り式トイレなどのニオイを逃がすために煙突状になってる換気設備です。
現代の水洗式トイレでは形だけの設備で、しかも今回のように風の影響で壊れやすいというデメリットがあります。
換気ガラリは、壁に直接取り付ける、外から中が見えないように格子のついた通気孔の一種です。
聞きなれない言葉かもしれませんが、写真を見ると、見かけたことのあるものだと思います。
今回は、風の影響を受けにくい壁に沿う形の換気ガラリのなかでも、雨をしっかり防ぐ深型フード付きのものをを取り付けることになりました。
基本情報
- 費用
- 約4万円
- 工期
- 約1日間 約2人工
施工内容
- 既存臭気筒撤去
- 換気ガラリの設置
- フード周囲のシーリング
臭気筒を深型フードの換気ガラリに交換する工程
雨漏り原因になっていた壊れた臭気筒を撤去し換気ガラリに交換する工事の内容を紹介します。
1.既存臭気筒撤去
壁にハシゴを立てかけて施工箇所まで登り、既存の臭気筒を撤去します。
根元で切って、周囲にあった使っていない配線も撤去しておきました。
2.換気ガラリの設置
深型フード付きの換気ガラリを取り付けます。
写真では分かりづらいですが、ガラリの裏側の丸い筒状の部分を、換気口にはめ込んで留め具で固定します。
固定した部分の周囲は変成シリコン製のシーリング材でシーリングしました。
3.フード周囲のシーリング
四角いフードをしっかり固定し、壁との境界から水が入らないようにシーリングします。
壁を汚さないように養生してから、こちらも変成シリコンのシーリング材を使用しました。
以上で作業は終了です。
臭気筒をガラリに交換してから雨漏りが止まった
工事後、オーナー様からは「あれから雨漏りは起きなくなりました!」とご報告いただきました。
臭気筒は木造住宅や長屋など、昔ながらの建物では残っていることがありますが、風を受けて壊れやすく、壊れると水が直接入ってしまいます。
壊れる前にガラリに取り替えておくことが最善ではありますが、壊れてしまった場合は、放って置かず早めに補修されることがオススメです。
大阪市住吉区で臭気筒の交換を依頼するならヤマナミまで