施工事例
works

飲食店の改装時に厨房の塗り床防水|作業前に油汚れをしっかり洗浄 兵庫県尼崎市

2020.07.04

飲食店の改装時に厨房の塗り床防水|作業前に油汚れをしっかり洗浄 兵庫県尼崎市
  • before

    before
  • after

    after

お店を始める方からのご依頼で、厨房の床への防水をとご連絡いただき、現地を確認し、エポキシ樹脂無溶剤形のユータックE-30Nを使用し工事いたしました。先ずは床の洗浄処理に1日、2日目に1層目、3日目に2層目と作業を行いました。

お店を始める前に厨房の床防水をキッチリしておきたい

兵庫県尼崎市の飲食店の店主様からのご依頼で、厨房の塗り床防水を行なった事例です。

この度新しくお店をオープンされるということで、借りた物件のリフォームを進めていらっしゃいました。

その過程で、役所の調査があり、以前のままの床では衛生的によくないので、防水などをきちんと行うよう指示があり、業者を探されていたそうです。

弊社のホームページをご覧になり、ご連絡いただき、お見積もりを行い、実際にご依頼いただくことになりました。

工事には3日ほど要することをお伝えし、内装リフォームの日程と被らないように調整し、お伺いする日を決めました。


基本情報

費用
約15万円
工期
約3日間 約6人工

施工内容

  1. 油汚れの洗浄
  2. プライマー材塗布
  3. 塗り床防水材1層目塗布
  4. 塗り床防水材2層目塗布

厨房の塗り床防水工事の作業内容

今回の作業の内容を紹介します。

1.油汚れの洗浄

厨房は油汚れがひどかったので念入りに洗浄しておきます。
油汚れが残っていると、防水工事をした後、浮いたり劣化を早めたりする恐れがあるからです。
また、後から洗うとせっかく綺麗にした防水面が汚れてしまうという理由もあります。
汚れた床面に中性洗剤をかけ、ブラシでこすって洗い流していきます。
[no2/no3]
壁面については先にご依頼主様が掃除されていました。
洗浄後、床の状態を調査したところ、ひび割れなどの問題はなさそうでした。

厨房は油汚れがひどかったので念入りに洗浄しておきます。

油汚れが残っていると、防水工事をした後、浮いたり劣化を早めたりする恐れがあるからです。

また、後から洗うとせっかく綺麗にした防水面が汚れてしまうという理由もあります。

汚れた床面に中性洗剤をかけ、ブラシでこすって洗い流していきます。

壁面については先にご依頼主様が掃除されていました。

洗浄後、床の状態を調査したところ、ひび割れなどの問題はなさそうでした。

2.プライマー材塗布

防水剤の接着をよくする、プライマー材と呼ばれる専用の下塗り材を塗布します。

飛び散りやすく、流れると固まって詰まる恐れがあるので、配管などの穴に蓋をしておきました。

写真では見えない手前側は立ち上がりまで塗布しています。

3.塗り床防水材1層目塗布

塗り床防水材を塗布します。

エポキシ樹脂無溶剤形のユータックE-30Nという種類の防水剤を使用しました。

この防水剤の特徴は、使用感がよく、乾いた後も滑りにくく、油分に強く、長持ちするところです。

また、剥がれて来たときに塗り重ねもできる、メンテナンスのしやすさも人気の理由の一つでしょう。

4.塗り床防水材2層目塗布

防水層に厚みをつけて、強度を高めるために、塗り床防水材を重ね塗りしました。

汚れがそのままになっていた厨房の床防水を一新できた

作業にあたり、毎日ご依頼主さまの立会いがあり、工事完了後は「きれいになってよかったです。これで安心して開店できます」とお喜びでした。

この防水材は油分には強いものの、熱には弱いので、熱湯などを直接流さないように注意していただくようお伝えしました。

熱湯を流す必要がある場合は、別の防水を施したり、ステンレス板で補強したりする必要があります。

塗り床防水は、5年ほど持つこともあるけれど、多くの場合それより早くめくれ始めます。

めくれて来た場合は、早めに補修を行うことで、長持ちさせることが可能です。

放っておくと、内部に水が回って他の部分まで剥がれてしまう恐れがあります。

厨房の塗り床防水を一新する場合や補修する場合は、早めに専門業者に相談されることがおすすめです。

兵庫県尼崎市で厨房の改装時に塗り床防水を新しくするならヤマナミまで!