施工事例
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台風で壊れた屋上の笠木を補修 | 雨漏りを未然に防ぐ 大阪市西区
2021.09.29
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大阪市西区にお住まいのお客様より、「台風が直撃した影響で、屋上の笠木が壊れてしまった!」とお問い合わせをいただきました。
建物は、鉄骨3階建て(外壁はALC)です。
現場を確認させていただいたところ、お客様のおっしゃる通り笠木の大きな破損があちこちで見られました。
笠木がめくれあがっている箇所からは、雨漏りの心配も大きいです。
予算のご都合もあり、今回は笠木1周50mのうち、破損が大きい30m分を補修・交換する工事を提案しました。
基本情報
- 費用
- 約35万円
- 工期
- 約1週間 約12人工
施工内容
- 既存笠木の撤去
- 下地・プライマー材の塗布
- 下地・防水材の塗布
- 下地木材・下地金物の取り付け
- 笠木の取り付け
屋上の笠木補修工事の流れ
では、今回の笠木補修・交換工事の流れを、順を追って説明していきます。
こちらは笠木が剥がれた部分の着工前の様子ですが、雨漏りを心配したお客様がビニールシートで仮養生してくれています。
なお、「一緒に外壁の補修工事もお願いしたいです」とのご要望で、今回は建物外周に足場を組み立てました。
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既存笠木の撤去
まずは、剥がれて使えない笠木を撤去しました。
笠木が無くなる部分からは、雨水が浸入してしまうので、天気予報に気を付けて雨が降らないうちに済ませます。
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下地・プライマー材の塗布
下地の表面を整えるため、プライマー材をローラーで塗布しました。
その後、新しく取り付ける笠木を、仮に設置してみます。
屋根の傾斜に合わせて、通常の曲がり具合よりも、外向きに角度を調整しました。
笠木の素材は様々ありますが、今回はステンレスを選びました。既存(今回の工事で取り替えない部分)の笠木がステンレスなので、違和感が無いように合わせます。
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下地・防水材の塗布
下地に、ウレタン製の防水塗料を塗布しました。ウレタンを選んだのは、下地の素材であるモルタルとの相性が良いためです。
モルタル自体の割れやすさを、伸縮性のあるウレタン塗膜でカバーします。
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下地木材・下地金物の取り付け
下地木材を取り付けました。この位置の木材には、笠木を脳天打ちしないで、下から打っていくビスを受ける役割があります。
笠木を取り付ける際に1番シンプルなやり方は、笠木の真上からビスを打って留めるやり方なのですが、それだとビス穴から微量の雨水が入り、劣化しやすいというデメリットがあります。
なので今回は、笠木を真上からビスで固定することはしません。後の仕上がりの写真をみていただければ、よく分かると思います。
笠木の下地金物を取り付けました。
笠木の内側、取り合い部の隙間はシーリングでしっかりと塞ぎました。
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笠木の取り付け
新しい笠木を、下地木材・下地金物に被せるように取り付けました。
先述したように、笠木の下側から上向きにビスが入って、笠木を固定していることが分かるでしょうか?
これで、ビス穴からの雨漏りリスクがかなり低くなります。下地の木材も、劣化しにくいです。
最後にビス穴をシーリングで閉じて、今回の笠木補修・交換工事は無事に完了です!
まとめ
台風で建物の笠木が破損するケースは、非常に多いです。
放置していると、もちろん雨漏りの原因になります。
今回のように、破損していない笠木はそのままで、最低限の交換を行う工事であれば、費用を抑えることも可能なので、なるべく早くプロに相談しましょう!
大阪市西区で壊れた笠木の補修工事を行うなら『ヤマナミ』にお任せください!