施工事例
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ゴムシート防水をウレタン塗膜防水に替えて雨漏りを改善 東住吉区Wビル

2022.07.11

ゴムシート防水をウレタン塗膜防水に替えて雨漏りを改善 東住吉区Wビル
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東住吉区にある3階建てビルの管理会社様より、「3階の天井から雨漏りしています」とご連絡をいただきました。

 

 

 

こちらが、ビル3階の雨漏りの状態です。

3階は2室ありましたが、2室とも隅部に多くの雨漏りの形跡が見られ、かなり長年続いているものと推測されました。

 

 

 

続いてビルの屋上に上がり、調査を行いました。

 

屋上は新築時(約25年前)にゴムシート防水が施されており、その上から塗膜防水が重ねられている状態でした。

築年数の古い建物では、よく見られる防水形式です。

 

今回のWビルのゴムシート防水は劣化が進んでおり、ヒビ割れなどの破損が多数確認されました。この割れから、雨水が入り込んでいる可能性が高いです。

 

 

また、笠木の取り合いやジョイント部にも隙間が見られ、ここからも雨水が入っていると推測できます。

 

そこで今回は、劣化・破損したゴムシート防水を綺麗に撤去して、ウレタン塗膜防水にやり替える工事を提案しました。

 

同時に、笠木まわりなど隙間が気になる部分へのシール処理を施せば、雨漏りは高確率で改善します。

基本情報

費用
約70万円
工期
約10日間 約20人工

施工内容

  1. 笠木の取り合い部・外壁クラックのシール処理
  2. ゴムシートの撤去
  3. プライマー材の塗布
  4. 立ち上がり部分の下地調整
  5. 笠木のジョイント部のシール処理
  6. 通気シートはり
  7. 改修ドレーンの取り付け
  8. ウレタン防水材の塗布
  9. トップ材の塗布

ゴムシート防水からウレタン塗膜防水にやり替える工事の流れ

では、以下で今回の工事の流れを説明していきます。

  1. 笠木の取り合い部・外壁クラックのシール処理

     

    まずは笠木の取り合い部、および外壁の細かいクラックによる隙間を、シーリングで埋めました。

     
  2. ゴムシートの撤去

     

    続いて、既存のゴムシート防水を撤去します。

    シートをめくってみるとかなり水気があることから、やはり長年雨水を通していたのだと考えられます。コンクリートの下地の変色も激しいです。

     

     

    立ち上がり部分のゴムシートも、残さずに剥がします。

    ゴムシートを撤去すれば、ビルの防水性能はほぼゼロになってしまいます。

    プライマー材を塗るまでの間に大雨が降れば、ビルの室内が水浸しになってしまうかもしれません。

     

    そのため、週間の天気予報をチェックし、晴天が最低でも3日続くタイミングを選んで、作業にあたりました。

     
  3. プライマー材の塗布

     

    ゴムシートを撤去し終えたら、プライマー材を塗布しました。

     
  4. 立ち上がり部分の下地調整

     

    屋上の立ち上がり部分には、後述する通気シートをはりません。

    専用の下地調整材で、表面を整えていきます。

  5. 笠木のジョイント部のシール処理

     

     

    綺麗に繋がっておらず、隙間が多く見られた笠木のジョイント部分へも、しっかりとシーリング材を充填しました。ここからの雨水の浸入を防ぎます。

     
  6. 通気シートはり

     

     

    立ち上がりや架台の際(きわ)を避けて、通気シートをはります。

    今回施工した面積は、おおよそ80㎡です。

     
  7. 改修ドレーンの取り付け

     

     

    強化ホースと錆びにくいプレートでできたドレーンを、既存のドレーンに被せました。

     

    この上からウレタン防水材を塗布することで、ドレーン周辺からの雨漏りリスクが低くなります。

     
  8. ウレタン防水材の塗布

     

    ウレタン防水材を、屋上全面に塗布します。

    他のウレタン塗膜防水工事の事例でもよくお話していますが、厚みを持たせたまま塗り広げるために、写真に写っているような大型のハケを使用します。

  9. トップ材の塗布

     

    トップ材を塗り、仕上げていきます。

     

     

    綺麗にトップ材を塗り終わったら、今回のウレタン塗膜防水工事は完了です。

     

    今回の工事により、無事に雨漏りは止まりました

    管理会社様によると、ビルを長年使っている入居者様も、「やっと雨漏りが止まって安心しました!」と、大変喜んでくださったようです。

    まとめ

    先にも述べたように、築年数が古めのビル屋上では、昔の防水工事の主流だったゴムシート防水が、今に至っても現役で使われていることが多いです。

     

    しかしゴムシート防水は、10~15年ほどでシート自体が破れてしまって、そこから雨漏りが発生するリスクがあります。

     

    「今のところは雨漏りはしていない」という場合でも、長くゴムシート防水を使っているようなら、1度防水工事のプロに診断してもらって、部分補修・あるいは全体のやり替え工事を行うことが安心です。

     

    ちなみに、ゴムシート防水からウレタン塗膜防水に替えることには、メンテナンス工事が大がかりでなくなる(塗り重ねのみで済むため)などのメリットがあります!

    大阪市東住吉区でビルの雨漏りにお困りなら『ヤマナミ』にご相談ください!