施工事例
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お寺建物の屋根雨漏り修理・防水工事 | 大阪市天王寺区

2022.08.01

お寺建物の屋根雨漏り修理・防水工事 | 大阪市天王寺区
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地域 大阪市天王寺区 R寺様
工事の種類 防水・塗装
カ所 屋上・玄関廻り
築年数 約30年
建物 RC造1階建て
広さ 約310㎡
期間 約2週間
人工 約30人工
値段 約250万円

基本情報

費用
約250万円
工期
約2週間 約30人工

施工内容

  1. 工事前の調査
  2. 既存防水層膨れ部捲(めく)り
  3. 下地処理
  4. プライマー材塗布
  5. 通気シート貼り
  6. ウレタン防水材塗布
  7. トップ材塗布
  8. 玄関壁ケレン・塗装

今回は、大阪市天王寺にあるお寺様からホームページを通じてご連絡をいただきました。

前回は別の業者が15年前に防水工事をしたとのことですが、「お寺の建物で雨漏りしているので雨漏り修理と防水工事を考えている」とのことで早速、現地を確認させていただきました。

工事前のお寺建物の雨漏り調査

建物はRC造の1階建てで、天井部に数か所雨漏りの跡が見られました。また、庇(ひさし)部分や玄関室内側の天井部にも雨漏りの跡が見られました。

屋上や玄関上の庇部をハシゴにて上がらせていただき、調査を行いました。現状は塗膜防水が施されてありましたが、経年劣化等により破損部が多く見られました。

屋上部にも多くの箇所に防水層の破損が見られ、膨れている箇所もあり、指で押さえると、中には雨水がたまっていました。

鉄筋コンクリート造りの建物 雨漏り修理手順

お寺の敷地内の鉄筋コンクリート造り(RC造)1階建て建物の防水工事は、以下のような流れで行いました。

既存防水層膨れ部捲(めく)り

既存防水層の破損部を剥がしていきます。

破損している箇所は約10箇所あり、破損面積は大きいもので2m角ほどの大きさがありました。

下地処理

下地調整処理をしているところです。

捲(めく)っていない部分と捲った部分の段差をなくすために、水性エポキシ樹脂製の下地調整材を塗布しています。

プライマー材塗布

全体にプライマー材を塗布します。

プライマー材を丁寧かつ均一に塗ることで、後の通気シートや防水塗料の密着性を向上させます。

通気シートを全体に貼っています。通気シートとシートのジョイント部には専用ジョイントテープを貼ります。通気シートの端末部には専用端末テープを貼ります。

通気シートは、下側からの熱気や湿気を外部(空気中)に放出する性質があり、湿気がこもることで起こる「ウレタン塗膜の劣化」を防ぎます。

ウレタン防水材塗布

ウレタン塗膜の1層目を塗布します。

ウレタン材はトンボのような道具で均等に塗っていきます。

大量の塗料を使っています。

パラペット部分(屋上の外周部の低い手すりような部分)では、メッシュクロスを貼って、その上からウレタン防水材を塗布し防水性をより高めます。

ウレタン塗膜の2層目を塗布します。

トップ材塗布

仕上げに、トップコート材を塗布しました。お客様のご希望で、色はグレーです。トップコート剤はその下の防水層を保護するために上から塗る塗料で、防水層の劣化を抑えます。

玄関部分天井のケレン作業と塗装

最後に玄関を入ったところの天井部分の雨漏り跡をケレン処理し(綺麗に磨いて塗る表面を整える)、塗装を行って終了です。

まとめ

以上、鉄筋コンクリート造りのお寺の建物の雨漏り修理事例を紹介しました。

施工完了後、お客様からは「雨漏りは止まっています」とのお声を頂いています。

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