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5階建てビルの棟屋の雨漏り修理 | 大阪市北区

2022.09.01

5階建てビルの棟屋の雨漏り修理 | 大阪市北区
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地域 大阪市北区Oビル様
工事の種類 防水・補修等
カ所 屋上廻り部等
建物 鉄骨5階建て
築年数 約30年
広さ 約70㎡
値段 約15万円
期間 約3日間
人工 約6人工

基本情報

費用
約15万円
工期
約3日間 約6人工

施工内容

  1. 雨漏り状況確認
  2. 外壁クラック部シール処理
  3. 笠木ジョイント部シール処理
  4. ドレンジャバラホースの撤去と新設
  5. 棟屋の既存防水層破損部補修
  6. ポリマーセメント材の塗布
  7. トップ材の塗布・仕上げ

今回は、ビルの5階建て最上階の方からホームページを通じてご連絡をいただき、「以前より天井から雨漏りがしている」とのことでした。

現地調査の結果、ビル屋上棟屋の屋根や外壁部等の防水処理を提案させていただき、工事に至りました。棟屋(とうや:塔屋)とは、建物の屋上から突きだした部分で、今回この棟屋の部屋が雨漏りしていました。

5階建てビルの棟屋の雨漏り・防水工事内容

それでは、今回の作業内容を紹介します。

1.雨漏り状況確認

屋上棟屋のお部屋を見せていただいたところ、部屋のオーナーの方はペットボトルを加工し、排水パイプを接続して雨水を窓から外部に排出するようにご自身で雨漏り処理を行っておられました。

天井部は雨漏りによって天井材とコンクリートの一部が剥落していました。

棟屋の陸屋根部等を調査したところ、既存防水はポリマーセメント防水が施されてありましたが、経年劣化等により破損している箇所が多く見られました。

外壁の一部には大きなクラックが発生しておりました。

笠木のジョイント部の既存シーリングの剥離も見られました。ジョイント部から雨水が入っていると思われました。

雨漏りしていた天井の上部はちょうど排水口で、排水管の破損による壁の付け根からの雨水浸入も推測されました。

2.外壁クラック部シール処理

まずは棟屋外壁のクラック部をシール処理して、ひび割れ部分を補修しました。これは屋上部分から脚立を使って作業を行いました。

3.笠木ジョイント部シール処理

笠木ジョイント部分もシール処理を行いました。

4.ドレンジャバラホースの撤去と新設

経年劣化した既存のドレンジャバラホースを撤去しました。

排水外部ドレンを新しく設置しました。

雨漏りの原因と考えられる排水外部廻り(壁との付け根部分)に新たにシール処理を行います。それによって雨水の浸入を防ぎます。

5.棟屋の既存防水層破損部補修

棟屋の陸屋根部等を調査したところ、既存防水はポリマーセメント防水が施されてありましたが、経年劣化等により破損している箇所が多く見られました。

まずは下地破損部を補修するため、傷んだ部分を削りとります。黄色部分は削ったあとのゴムシート部分の接着剤の色が見えている状態です。

その後に水性エポキシカチオンフィラーを塗り、削った際に生じる段差を調整しました。

6.ポリマーセメント材の塗布

水性エポキシカチオンフィラーでの段差調整を行った後に、ポリマーセメント材を屋上の広範囲に塗っていきました。

7.トップ材の塗布・仕上げ

最後に屋上全体にトップ材を塗って作業は完了です。工事が終わったら工事写真をお客様に

5階建てビルの棟屋の雨漏り・防水工事まとめ

工事後も雨の多い日が続いていましたが、その後お客様から「全然雨漏りしなくなりました」と連絡を頂きました。

雨漏りはそのまま放っておくと建物の劣化が進行してしまいます。

ご自身で雨漏り処理を行うのはなかなか難しい場合もございますので、少しでも気になりましたら、雨漏り・防水工事の専門業者にご相談ください。

大阪市北区でビル棟屋の雨漏り・防水工事をお考えなら、ヤマナミまでお気軽にご相談ください。