施工事例
works
ALC造りの鉄骨4階建て自宅の雨漏り |外壁補修・外壁塗装 神戸市東灘区
2022.10.20
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before
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after
地域 神戸市東灘区T様邸
工事の種類 塗装・シーリング・足場等
カ所 外壁
建物 鉄骨4階建て
築年数 約30年
広さ 外壁塗装約360㎡ 外壁補修約360㎡ 足場約410㎡
値段 約220万円
期間 約50日間
人工 約80人工
基本情報
- 費用
- 約220万円
- 工期
- 約50日間 約80人工
施工内容
- 現地調査
- 足場組み
- サッシ廻りシール撤去およびテープ養生
- サッシ面台部シーリング材充填
- 外壁破損部調査・マーキング
- 外壁破損部撤去
- 外壁破損部補修仕上がり
- 外壁目地部シーリング仕上げ
- 外壁洗浄
- 外壁下地材塗布
- 外壁中塗と外壁上塗
- シャッター部サビ止め材塗布
- 仕上げ
今回は、ホームページを通じて連絡をいただいた、鉄骨4階建て個人宅のお客様から以下の内容でのご相談です。
約10年前にも雨漏りが発生し、別の業者に屋上の防水工事をしてもらったとのこと。
その後は天井からの雨漏りは止まったようですが、壁際からの水漏れが止まらなかったようです。
既に建築から約30年経っているので、この機会に壁全体を塗り直そうということで、当社をネットで探していただきご連絡をいただきました。
外壁補修と外壁塗装
それでは、今回の作業内容を紹介します。
1.現地調査
こちらの建物は、強度の高い「鉄骨」の骨組みで、ALC(軽量気泡コンクリート)で囲まれて作られています。
そのALCの壁にクラックや欠損が見られました。
クラックを放っておくと、建物の揺れで外壁が押し出され、上の写真のようにALCが浮き出るようになって欠損します。
サッシ廻りもシーリングが劣化しているのがわかります。
外壁のクラック、欠損等から雨水が外壁にしみこみ、部屋の壁に雨漏り(上記写真の白い部分)が発生している原因となっていると思われました。
今回はこれらのクラックや欠損部分を補修し、外壁塗装を行いました。
2.足場組み
まずは足場を組みます。
こちらの建物は山の手にあり、傾斜のある場所でした。
3.サッシ廻りシール撤去およびテープ養生
サッシ廻りの劣化したシーリングを剥がし、周囲をテープで養生します。
4.サッシ面台部シーリング材充填
サッシ面台部をシーリング材で充填しているところです。
シーリング材充填時に空気が入らないように作業を行います。
5.外壁破損部調査・マーキング
ALC外壁で欠損している部分をマーキングしていきます。
今回の事例では約30か所の破損部分がありました。
6.外壁破損部撤去
外壁破損部を石頭(せっとう)ハンマーで叩いて割るように落としていきます。
破損部の面積よりも一回り大きく剥がしていきます。
7.外壁破損部補修仕上がり
破損部を樹脂モルタルで目地に被らないように成形処理します。
最初はコテで成形し、段差ができるので、バックアップ材(ウレタンスポンジ)にシンナーを含ませて、段差を無くすように補修部分を周囲の壁になじませます。
8.外壁目地部シーリング仕上げ
目地部のシーリングもスポンジでこすってならします。
9.外壁洗浄
今回は、シーリングの補修が完了してから外壁の洗浄を行いました。
10.外壁下地材塗布
外壁下地材(微弾性フィラー)を全体に塗っていきます。
11.外壁中塗と外壁上塗
下地材を塗り終わったら、水性シリコン材の中塗りを行います。
続いて、上塗りを行います。
水性シリコン塗料は色が薄いので、中塗りと上塗りをすることで見た目を綺麗にします。
12.シャッター部サビ止め材塗布
今回は建物駐車場のシャッター表面にもサビ止め材とウレタン材を塗らせていただきました。
13.外壁補修・外壁塗装工事が完了
最後に足場を撤去して、外壁補修・外壁塗装工事の完了です。
今回の現場は、近隣住民様も近くを歩行されるので、細心の注意を払って撤去作業を行いました。
外壁補修・外壁塗装工事まとめ
今回の工事の後にお客様に雨漏りの様子をお聞きしたところ、「雨漏りは無事に止まりました!」とのことでした。
「見た目も綺麗になり、あと15年ほどは安心できます!」とのことでお喜びでした。
鉄筋コンクリート(RC造)とは違い、今回の建物のように鉄骨をALC外壁で囲うように作られているALC造の建物は、地震などの揺れの後に壁のクラックや欠損が発生しやすいです。
外壁のクラックや欠損を発見した際は、できるだけ早くに雨漏り・防水工事の専門業者にご相談することをおすすめいたします。
神戸市東灘区でALC造の外壁補修・外壁塗装をお考えなら、ヤマナミまでお気軽にご相談ください。