施工事例
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【平屋住宅】極力予算を抑えたシーリングやり替え工事で雨漏りを予防 芦屋市

2023.05.02

【平屋住宅】極力予算を抑えたシーリングやり替え工事で雨漏りを予防 芦屋市
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地域   :芦屋市
工事の種類:シーリング打ち替え
施工箇所 :外壁廻り
建物の種類:木造平屋建て
築年数  :約20年
長さ   :約150m
作業人員 :約4人工

基本情報

費用
約9万円
工期
約2日間

施工内容

  1. 既存のシーリングを撤去する
  2. テープ養生をし、プライマー材を塗る
  3. 新しいシーリング材を充填する
  4. シーリング材を馴染ませ、テープ養生を剥がして完成

兵庫県芦屋市にお住まいのI様より、「外壁シーリングのやり替えを考えています」とご相談をいただきました。
1度他社様に外壁を診てもらったそうですが、「足場を組み塗装をする」と言われ、提案された費用があまりも高かったとのことでした。

シーリングやり替え前
やり替え前のシーリングの状態です。破断や剥離などが多く見られました。
こうしたシーリングの劣化は雨漏りの原因になりやすいですが、幸い現状は雨漏りはないとのことです。

シーリングやり替え前
住宅は平屋建てで、外壁は窯業系サイディングボードで覆われていました。
サイディングボードの表面は経年数(築20年)なりの劣化が見られ、最初に他社様が仰ったように足場を組み、塗装まで仕上げることがベストだと当社でも判断しました。
しかしご予算の都合があり、お客様と相談して、今回はシーリングのやり替えだけで対応することになりました。
住宅が平屋建てで雨風の影響を受けにくく、サイディングボードに致命的な問題がないので、シーリングのやり替えだけでもしばらくは雨漏りのリスクは下げられます。

今回のシーリングやり替え工事の流れ

それでは、今回のシーリングやり替え工事の流れを説明します。
敷地が広く、脚立とはしごのみで作業をすることが可能でした。
逆に敷地が狭いと、足場が必要なことがあります。

【1】既存のシーリングを撤去する


まずは、既存のシーリングを撤去しました。
シーリングの両サイドをカッターナイフで切り、ラジオペンチで引っ張り出していきます。

【2】テープ養生をして、プライマー材を塗る


シーリング箇所に養生テープを貼り、ハケでプライマー材を塗っていきます。
プライマー材は、住宅の上から下にかけて塗ると仕上がりが綺麗になります。
今回は塗装をしないので、プライマー材の飛び散りには特に気を付けました(もしも、外壁についてしまうと、汚れたようにそのままになってしまいます)。


サイディングボードの目地だけでなく、サッシや通気口、ドアの周りもシーリングをやり替えます。

【3】新しいシーリング材を充填する


空気が入らないように気を付けながら、新しいシーリング材を充填していきます。
シーリング材の色は、外壁の色合いになるべく近い、薄いグレーを選択しています。
今回は塗装を行わず、シーリングの色が仕上げの色となるため、シーリング材の色選びは重要でした。


シーリング材を充填したらすぐに伸ばし、目地に馴染ませます。
使用しているヘラは、職人の手に合うよう独自にカスタム(削ったりゴムを貼ったり)しており、作業の精度アップに繋がっています。

【4】養生テープを綺麗に剥がして、シーリングやり替え工事は完了


サイディングボードの表面を傷めないように気を付けながら、養生テープをすべて綺麗に剥がして、今回のシーリングやり替え工事は無事に完了です。
これでしばらくは、サイディングボードがきちんと機能するでしょう。

まとめ

シーリングやり替え工事完了後、お客様からは「これで安心できます」といった旨のお声をいただきました。
シーリングの劣化には以前からお気づきで、心配な日々を過ごされていたそうなので、工事によりその不安を解消することができて良かったです。

シーリングの劣化に気付いた時、自分でシーリング材を買ってきて、自分で補修をする人が意外と多くいらっしゃいます。
しかしそれはできれば避けていただきたいことで、後々撤去が大変になるケースが多いです。
壁との相性上使えない材料であることに気付かなかったり、下手にすると水が溜まったりもします。
やり方を調べれば簡単にできそうにも思えますが、実際は技術がいることですので、シーリングやり替え工事は専門業者に頼むほうが安心です。

兵庫県芦屋市などで予算に合わせたシーリングやり替え工事を行うなら『防水市場(株)ヤマナミ』にご相談ください。