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セルフ補修したけど雨漏りが止まらない!木造住宅の補修・部分防水工事 和泉市

2023.06.07

セルフ補修したけど雨漏りが止まらない!木造住宅の補修・部分防水工事 和泉市
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地域   :和泉市
工事の種類:補修工事・防水工事
施工箇所 :バルコニー周辺
建物の種類:RC造+木造
築年数  :約40年
工期   :1日間

基本情報

費用
約6万円
工期
約2人工

施工内容

  1. 土間のクラックをエポキシパテ・トップコートで補修
  2. パラペット破損部をシーリングなどで補修

和泉市の築40年の住宅にお住まいのO様より、「長雨のあとに下屋(げや)のところから雨漏りが発生しています」と、ご連絡を受けました。
O様邸は、5~6年前に今回とは違う部分で雨漏りが発生した時に、弊社が部分防水工事・塗装工事などを行ったお宅です。
当時の工事の仕上がりがよかったことを思い出し、今回も弊社に連絡をくださったそうです。
まずは、現地の調査に伺いました。雨漏りが発生しているのは、下屋の増築部分です。


下屋の屋根裏は木造で、以前から雨漏りはあったようです。お客様ご自身で、ペットボトルやホースを改造し、雨水受けにしていました。


また、最初は「自分で何とかしよう」と思われたそうで、バルコニーのパラペット周辺の破損は、シーリングなどでセルフ補修がされていました。
様々な工夫をしたものの、雨漏りは止まらなかったようです。


バルコニーの土間には、クラックが見られました。
できるなら、全体的な防水工事・塗装工事をして雨漏りを解決したいところです。
しかし、お客様のご予算の都合があることに加え、お家が古く(築40年)、そう遠くないうちに取り壊しを考えられていることから、補修・部分防水工事を行うことになりました。

今回の補修・部分防水工事の流れ

それでは以下で、今回の補修・部分防水工事の流れを紹介します。

【1】土間のクラックをエポキシパテ・トップコートで補修する


バルコニーの土間に発生しているクラック(ひび割れ)の隙間を、エポキシパテで埋めて均します。
エポキシパテを馴染ませる作業は、ヘラなどを使い丁寧に行いました。
エポキシパテは、FRP防水されている箇所へ、既存防水層をめくらずに上から施工することに適した素材です。


エポキシパテの施工が完了したら、その上から補修箇所を保護するための、トップコートを塗りました。
仕上がりの違和感がなるべく少なくなるように、バルコニーの床の色に近い、グレーのトップコートを選んでいます。


クラックの補修の仕上がりです。

【2】パラペット破損部をシーリングなどで補修する


続いて、パラペット破損部のシーリング補修を行いました。
シーリング材を丁寧に詰め、トップコートを塗って仕上げています。


セルフ補修が行われているパラペットの天板部も、綺麗に補修し直します。
使用しているのは、クラック補修に使ったものと同じ、エポキシパテです。
雨水が浸入している可能性があるので、下屋の屋根と外壁のつなぎ目(取り合い)部分にも、補修を行いました。


パラペット部の補修の仕上がりです。


以上の工程をもって、今回の補修工事・部分防水工事は完了です。

まとめ

施工してから日数が経ちましたが、無事に雨漏りは止まっているそうです。
今回の工事について、お客様は「セルフ補修をする箇所は間違ってなかったみたいですが、やっぱり仕上がりが全然違いますよね」と仰られていました。

「応急処置をしておきたい」「まずは自分で何とかしたい」という気持ちは分かりますが、やはりシーリングはセルフではやらないほうがいいです。
今回のように結局雨漏りが止まらないことが多いですし、補修のやり直しに手間がかかってしまいます(=費用が上がってしまう可能性)。
建築の仕事に携わっていて、防水工事のノウハウがある人なら大丈夫ですが、そういう人は少ないでしょう。
雨漏りがあればやはり、まずはプロに相談することが1番だと思います。

和泉市周辺で「雨漏りが止まらない」とお悩みの人は『防水市場(株)ヤマナミ』にお問い合わせください。