施工事例
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外壁サイディングボードのシーリングやり替え・ベランダのトップコート工事 芦屋市

2023.09.06

外壁サイディングボードのシーリングやり替え・ベランダのトップコート工事 芦屋市
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地域  :芦屋市
施工箇所:バルコニー部、外壁廻り部
築年数 :約18年
広さ  :シーリング打ち替え約150m、防水トップコート約10㎡
作業人員:約8人工

基本情報

費用
約30万円 ※足場代など別途
工期
約5日間

施工内容

  1. 既存のシーリングを撤去する
  2. サイディングボードの目地などにプライマー材を塗布
  3. サイディングボードの目地などにシーリング材を充填
  4. ベランダの清掃
  5. ベランダの床にプライマー材を塗布
  6. ベランダの床にトップコート材を塗布

兵庫県芦屋市の2階建てのお家で、ベランダ(2箇所)の防水トップコート工事と、外壁サイディングボードの目地などのシーリングやり替え工事を行いました。

現地調査に訪れたところ、部屋の中から見る限りは、雨漏りはありませんでした。
ただし、外壁のシーリングが一部なくなっているので、そこから少しは雨水の浸入があるものと考えられます。
外壁については、シーリングのやり替えの必要はありますが、塗装まではやる必要がないと判断しました。

ベランダの床には、FRP防水が施されていました。
やり替えまでする必要はないと判断し、トップコートのみの施工を提案しました。

今回のシーリングやり替え工事・防水トップコート工事の流れ

それでは、今回の外壁のシーリングやり替え工事、ベランダの防水トップコート工事の流れを説明いたします。

工事前の外壁のシーリングの状態です。
シーリングが破れて、垂れ下がってしまっています。
こうした劣化は、より強く日が当たる南西側の外壁に多く見られました。

【1】既存のシーリングを撤去する


外壁サイディングボートの目地などに施された、既存のシーリングを撤去しました。

青く見えているのは、「絶縁シート」と呼ばれるものです。「ジョイナー」という壁内部の金物に、貼り付けられています。

シーリングをする際、左右のサイディングボードにはシーリングを密着させて、奥にある絶縁シート(およびジョイナー)には、シーリングが密着しないように施工する必要があります。

その理由は、奥のジョイナーまでシーリングを密着させると、建物が地震や風で揺れる際に、シーリングが揺れの力で引っ張り合って、ちぎれてしまうためです。

今回のシーリング施工時も、絶縁シートを外さないように(ジョイナーにシーリングを密着させないように)注意して、施工しました。

【2】サイディングボードの目地などにプライマー材を塗布


サイディングボードの目地などに、シーリング材の密着性を高めるための、プライマー材を塗布しました。

【3】サイディングボードの目地などにシーリング材を充填


サイディングボードの目地などに、新しいシーリング材を充填しました。
今回は外壁塗装をしないので、プライマー材やシーリング材ははみ出さないように、慎重に施工しました。

【4】ベランダの清掃


ベランダの清掃や、室外機の吊り上げなどを行いました。

【5】ベランダの床にプライマー材を塗布


ベランダの床に、トップコート材の密着性を高めるための、プライマー材を塗布しました。
粗く作業すると、ローラーから霧のように材料が飛び散ってしまうので、飛散しないようにゆっくり丁寧に塗っていきます。

先ほども述べたように、FRP防水自体は状態がよかったので、めくる必要はないと判断しました。
FRP防水のやり替えをしないでトップコートのみで済むと、工期が短くなったり工事費用が抑えられたりといったメリットがあります。

【6】ベランダの床にトップコート材を塗布


ベランダの床に、トップコート材の2回塗りを行いました。
プライマー材の塗布と同じように、塗料の飛散に注意して慎重に塗ります。
厚く塗るのではなく、しっかりと伸ばして塗ることが作業のポイントです。

まとめ


お客様からは、「建物のメンテナンスについて、ずっとどうしようかと悩んでいました。実際に、色んな会社さんからリフォームの営業をされてきて、なかには高い塗料を使用した提案もあって、なかなか信用できず工事に踏み切れませんでした。でも今回、ヤマナミさんは『シーリングのやり替えとトップコート工事だけで大丈夫』と言ってくださり、提案の内容に安心できたので、工事を依頼することに決めました。結果として、工事を依頼してよかったです!」といった旨のお声を、いただいています。

今回の工事で特筆すべきは、塗装をしないために作業をより丁寧に行う必要があった点です。

例えば、シーリングの撤去時にカッターナイフを使いますが、慎重に作業しないと、サイディングボードを傷つけてしまいます。後から塗装で保護できないので、撤去作業は慎重に行いました。

建物のメンテナンスについては、工務店さんや塗装屋さんだけでなく、防水の専門家にも相談してみるとよいです。
現況を的確に調査したうえで、費用を抑えた最適な方法を提案できるかと思います。

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