ベランダの防水補修｜保証期間内のため「0円」で施工　大阪市住之江区

2023.09.20

地域　　　：大阪市住之江区
工事の種類：防水補修
建物の種類：鉄骨3階建て
築年数　　：約25年
箇所　　　：ベランダ一部
作業人員　：約2人

大阪市住之江区にて、鉄骨3階建て住宅のベランダ一部の防水補修工事を行いました。
今回の工事は、当社『防水市場（株）ヤマナミ』が独自に出している「保証」の期間内ということで、無料で施工させていただきました。
前回の工事内容は、外部に仮設足場を組み、外壁塗装・ベランダ防水・屋上防水など、全体的な工事です。

その後、3年が経過したところにお電話をいただき、「ベランダの防水の一部が破損しています」とお聞きし、現地調査へ伺いました。
ベランダはもともとFRP防水が施されてあり、前回の工事で当社はその上からウレタン塗膜防水を施しました。

現場を確認したところ、塗膜の一部が既存のFRP防水と剥離を起こし、浮いているような状態でした。
前回の工事の際は、既存のFRP防水はしっかりしていると判断しましたが、ここ3年間の地震などの揺れによって、前回補修した部分よりも下の層が、割れてしまっているのではと判断しました。

そこで今回は、ベランダの破損した部分をカッターやグラインダーなどでめくり、ベランダの半分程度までにプライマー材を塗り、ウレタン塗膜防水を2層塗り、仕上げにトップコートを塗る工事を提案し、工事に至りました。

今回のベランダの防水工事の流れ

以下で今回の、ベランダの防水工事の流れを説明します。
なお前回「保証10年」で工事を請け負っており、今回は3年目での工事になるため、工事の費用は無料です。

【1】破損部をカッターやグラインドでめくる

ベランダの塗膜の破損した部分を、カッターやグラインドを使ってめくりました。
あまりめくりだすと、次々にめくれてしまうので、傷んでいる部分「だけ」にあたりをつけ、できるだけ少ない範囲だけめくるように、意識しました。
既存のFRP防水のさらに下の、下地のモルタルが露出するまでめくります。

【2】プライマー材を塗る

今回の補修範囲（ベランダ半分）全体に、後のウレタン塗料の密着性を高めるための、プライマー材を塗布しました。
（既存防水は全体的には綺麗なので、全体を補修する必要はなく、かといってめくった範囲だけの補修では段差ができてしまうので、半分施工することが1番綺麗に仕上がると判断しました。）

【3】ウレタン防水材を塗る（2層塗り）

ウレタン防水材を、塗布しました。
めくった部分には段差があるので先に塗料を流し込み、全体的にはそれを均すように平滑に塗ることを心がけました。
とにかく、段差を作らないことが肝心です。

【4】トップコート材を塗る

トップコート材をムラなく塗って仕上げたら、今回の補修工事は完了です。

まとめ

ベランダの防水の補修工事から2年が経ちましたが、今のところは問題がないようです。
お客様からも「問題がないので安心している」といった旨のお声をいただいております。

工事のポイントは、半分だけの補修ということで、新しい塗料により段差ができないように、細かく調整して仕上げたことでした。

以下、ヤマナミの「保証」についてお伝えします。
メーカー保証は条件が厳しかったり、細かかったりしますが、当社『防水市場（株）ヤマナミ』の保証は独自であり、ケースバイケースで通常は保証の出ない内容でも、保証が出せることがあります。
当社がしっかりと保証をしていることは、多くのお客様にとっての安心材料となっているようです。
以下は、保証書の内容の抜粋です。

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＜保証内容＞
防水機能の維持（漏水に至る剥離・破断を生じないこと）　を保証。
実施した防水工事に関し、保証期間内に防水材等の剥離・破断（今回の施工範囲）が原因で、室内漏水事故が生じた場合、当事者が立会って原因を調査し、協議のうえ、当方に過失のある場合は該当箇所を、施工欠陥部分に関して保証責任を負担させていただきます。
ただし以下の事項は免責となります。

【1】天変地異、及びその他不可抗力による場合。
【2】構造上及び設計上の欠陥に起因する場合。
【3】施工部位を故意に損傷した場合。
【4】施工部位以外で生じた事故の場合。
【5】原因究明が通常の方法によって困難と認められた場合。

保証期間は、施工完了日から10年間が有効。
但し、台風時等の異常な降雨時等による漏水は対象外となります。
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→　大阪市住之江区などで建物の防水工事が必要な時は、実績豊富な『防水市場（株）ヤマナミ』にお任せください。