施工事例
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雨漏りするバルコニーの防水工事|屋根代わりの波板を撤去し壁に防水用の立ち上がりを新たに作る 堺市西区

2023.10.11

雨漏りするバルコニーの防水工事|屋根代わりの波板を撤去し壁に防水用の立ち上がりを新たに作る 堺市西区
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工事の地域:堺市西区
工事の種類:撤去工事、防水工事など
建物の種類:2階建て長屋
築年数  :約50年
施工箇所 :2階バルコニー部
施工範囲 :防水約9㎡
作業人員 :約8人工

基本情報

費用
約25万円
工期
約4日間

施工内容

  1. 波板や柱を撤去する
  2. サイディングボードの1番下の部分をはつり、補修する
  3. バルコニーの床部へプライマー材を塗る
  4. バルコニーの床部へ通気シートを貼る
  5. 改修用ドレーンを取り付ける
  6. 外壁に水切りを取り付ける
  7. バルコニー床部にウレタン防水材を塗る(2層塗り)
  8. 水切りの上部をシーリングで処理する
  9. トップ材を塗布して、仕上げる

堺市西区の2階建ての長屋で、ウレタン塗膜防水工事などを行いました。
「1階の天井から雨漏りがしている」ということで、現地調査に伺うと、1階の天井の上は2階のバルコニーの床になっていることが分かりました。


2階のバルコニーの床には、傷みが多く見られました。
バルコニーには、雨漏りを抑えることを意図して、幾つか設置物がありました。
1つは、バルコニーの屋根代わりに渡されていた波板です。
波板を支えるための木柱は、雨水の影響で朽ちている所があり、防水面でも安全面でも好ましくない状態でした。
もう1つは、外壁に貼られていたサイディングボードです。
床部まで貼られたサイディングボードに防水機能はなく、バルコニーに雨水が溜まると、壁から雨水が浸入してしまいます。

そこで今回は、防水上好ましくない波板・柱を撤去し、サイディングボードの1番下の部分をはつって、防水用の立ち上がりを新たに作ったうえで、ウレタン塗膜防水工事を行うことを提案しました。

今回のウレタン塗膜防水工事の流れ

以下では、今回のウレタン塗膜防水工事の流れを説明します。
2階のバルコニーへは、はしごを使って直接(家の中を通らず)出入りし、お客様の留守中でも工事を進めることができました。

【1】波板や柱を撤去する


バルコニーの屋根代わりになっていた波板、そしてそれを支えていた木柱を、撤去しました。

【2】サイディングボードの1番下の部分をはつり、補修する


防水用の立ち上がりを新たに作るため、床部まで貼られていたサイディングボードの1番下の部分を、はつって撤去しました。
ボードをはつると、ボードを固定するための胴縁が露出しましたが、これも撤去しました。


サイディングボードをはつった部分の補修をするため、まずはプライマー材を塗布しました。
プライマー材には、後の補修材の密着性を高める役割があります。


サイディングボードをはつって欠けている部分を、樹脂モルタルで埋めて整形しました。


そして、カチオンフィラーを使って下地を固めました。
外壁と同じように、バルコニーの床の一部(傷みがひどい箇所)へも、補修を行っています。

【3】バルコニーの床部へプライマー材を塗る


バルコニーの床部へ、後のウレタン防水材の密着性を高めるための、プライマー材を塗布しました。

【4】バルコニーの床部へ通気シートを貼る


バルコニーの床部へ、下地の水気を逃がして防水層の膨れを防ぐための、通気シートを貼りました。

【5】改修用ドレーンを取り付ける


バルコニーの排水口へ、改修用のドレーンを取り付けました。


ドレーンの外側にはシーリングを施し、雨水が跳ね返ってバルコニーに浸入することを防ぎます。

【6】外壁に水切りを取り付ける


サイディングボードが切りっぱなしだと、壁の中に水が入ってきやすいため、水切りを取り付けました。

【7】バルコニー床部にウレタン防水材を塗る(2層塗り)


バルコニーの床部へ、ウレタン防水材を2層塗りました。

【8】水切りの上部をシーリングで処理する


雨水が壁の中に回ってこないように、水切りの上部をシーリングで処理しました。

【9】トップ材を塗布して、仕上げる


バルコニーの床部へ、トップ材を塗布します。


以上の工程をもって、今回のウレタン塗膜防水工事は完了です。

まとめ

工事の結果、雨漏りは無事に止まりました。
お客様も、「波板を取り付けたくらいでは雨漏りはどうにもなりませんでしたが、今回の工事でしっかり雨漏りが止まったので良かったです」と、安心してくださいました。
今回の工事のポイントは、防水上好ましくない波板と柱を撤去したことと、サイディングボードを一部撤去して、防水の立ち上がりを作ったことです。

長年バルコニーの防水メンテナンスを行っていない場合、雨漏りはなくても、見えにくい部分で傷みが進んでいる可能性が十分あります。
1度、防水のプロに見てもらうことが、安心でしょう。

→ 堺市西区でバルコニーからの雨漏りにお困りなら実績豊富な『防水市場(株)ヤマナミ』にご相談ください。