施工事例
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マンション2階の雨漏り修理|出窓まわりのシーリング・外壁クリアー防水塗装・換気フードの加工など 大阪市平野区
2024.01.17
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before
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after
工事地域 :大阪市平野区
築年数 :約35年
建物の種類:鉄骨5階建て(雨漏り箇所は2階)
作業人員 :約7人工
基本情報
- 費用
- 約18万円
- 工期
- 約5日間
施工内容
- 出窓のシーリング処理
- 外壁タイルのクリアー防水塗装(部分的)
- 換気フード下部に板金処理
大阪市平野区のFマンションで、雨漏り修理(シーリング補修・一部のクリアー防水塗装など)を行いました。
以前に別のマンションで工事をさせていただいた管理会社様から、「マンションの一室に以前から雨漏りがあるので、見に来てほしい」とのご連絡をいただき、現地に伺いました。
雨漏りがあるのは2階の角部屋で、換気扇のところや天井から、雨が入ってくるとのことでした。
調査の結果、「サッシまわり」「外壁タイル」「換気フードの下部」これら3箇所から、雨が入ってくるのではと疑われました。
サッシまわりについてはシーリングの劣化が見られ、外壁タイルは長年修繕が行われていませんでした。
換気フードの下には庇(ひさし)がありますが、今回のような建物形状の場合、強風雨の際に雨が吹き上がってしまうことが多いです。
その吹き上げられた雨水が、室内に入ってくるものと思われました。
また、出窓がある部屋は、雨漏りを引き起こしやすいです。
出窓自体が劣化しているケースもありますが、今回はそうではありませんでした。
今回のマンションの雨漏り補修の流れ
それでは以下で、今回のマンションの雨漏り補修の流れを説明します。
コストを抑えるために、足場を組まずに、高所作業車も使用しないという選択をしました。
雨漏りの該当箇所が4階以上になると、足場や高所作業車が必要になりますが、今回は2階だったので、はしごだけで作業が可能でした。
【1】出窓のシーリング処理
出窓と外壁の取り合い部をぐるっと一周、シーリング処理を行いました。
また、外壁のジョイントの目地にも、シーリング処理を行っています。
【2】外壁タイルのクリアー防水塗装(部分的)
クリアー防水材で、2階と3階の間の外壁タイルを塗装しました。
塗料が周囲に飛散しないように、慎重に作業しています。
【3】換気フード下部に板金処理
有孔ボードのような板で板金でパーツを作成し、換気フードの排気が出てくる部分に対して、設置しました。
このようにすることで、問題なく換気をしながら、下からの雨水の吹き上がりを抑えることができます。
そして換気フード全体と、竪樋(たてどい)の横にある配線の配管の支えに、シーリングを施しました。
以上の工程をもって、今回の雨漏り修理は完了です。
まとめ
雨漏り修理の後、何度か雨が降りましたが、「雨漏りはしていない」とのことでした。
入居者様も、管理会社様も、長年改善できなかった雨漏りが止まり、大変喜んでくださいました。
築年数が経っている建物なら大規模修繕が望ましいですが、今回のように部分補修でも雨漏りが止まることはあります。
予算の都合もあるかと思うので、どうすればいいのかをプロに相談してみましょう。