施工事例
works

バルコニーの防水工事 大阪府M様邸

2015.03.03

バルコニーの防水工事 大阪府M様邸
  • before

    before
  • after

    after

今回の防水工事のお宅は、大阪府の木造2階建のM様邸です。
2階のバルコニーの床や巾木部に、ヒビ割れが多く発生し、傷みが悪化してきたので、修繕して欲しいとのご依頼でした。
前回の補修時期が5年くらい前だそうなのですが、施主様ご自身でヒビ割れ部にシーリングを、床部へは塗膜防水材を塗られていたようです。おそらく、シーリングはコーキングガンで充填したままで、しっかりと押さえ処理がされておらず、年月が経過しているせいもありますが、剥がれてきていました。
床部の塗膜防水材も簡素な物だったため、塗膜層が薄れ、床のモルタルが透けて見えているような状態でした。

基本情報

費用
17万円
工期
5日間

施工内容

  1. ウレタン塗膜防水メッシュクロス入り工法


<施工前>
5年程前に、施主様ご自身で塗膜防水されたきりだそうです。
床もところどころ、ヒビ割れております。

巾木部なども、ヒビ割れが多く発生してしまっている状態です。


<施工中>
既存のシール材を撤去します。

床及び巾木等のヒビ割れの処理を行いました。

バルコニーの土間の部分に防水工事の為の下地調整材を塗布します。

ウレタン防水プライマー材を塗布します。

ウレタン防水材3層目の塗布を行い、

<施工完了>
ウレタン防水トップコート材も塗布し、防水工事完了です。

ベランダやバルコニーは建物の構造や用途によりいろいろな工事方法・材料で防水加工されています。
ベランダに関してよくある相談をいくつか挙げました。
Q.水溜まりができる
→これは、勾配がとれてない・排水ドレンの詰まりなどが考えられます。

Q.床のひび割れや雨漏りしている
→FRP(※)の亀裂やひび割れ・ウレタン防水の破れなどが考えれます。

Q.グレー色の塗料が剥げている
→床用の防水保護塗装(トップコート)の劣化や新築時の施工不良などの可能性があります。

Q.家の中で、天井にしみがある
→ベランダ・屋上部の床や壁から雨漏り、もしくは雨樋の不具合かもしれません。

上記に挙げたような症状が少しでもあれば、前回の修繕時期もあわせて、ご確認いただくことをお勧めいたします。
症状がなくても、5年、10年と経てば、必ず劣化してくるものなので、トップコートをやり直すというメンテナンスを行うだけでも、次の修繕費用を抑えることができたり、劣化のスピードを遅らせることもできます。
お家全体に関わる問題になる前に、ぜひ早期に見つけたいものですね。
大阪で防水工事ならヤマナミへご連絡ください。 

※FRP・・・
ポリエステル(ビニルエステル)樹脂を塗布したガラスマットを貼り、さらに樹脂を塗布して蓄層して防水層を構成する防水で、ウレタン系と複合した工法などもあり、硬くて軽量、新築戸建て住宅のベランダに多く使われています。