施工事例
works
商業施設内スロープの補修工事 兵庫県三田市
2015.02.25
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今回の現場は、兵庫県三田市の商業施設内駐車場の補修工事です。スロープのエキスパンション部が、車両の通行部分になるため、破損してしまったとのことです。実は前回の補修工事は半年ほど前で、他社様にてモルタル補修工事をされたそうですが、半年ですぐに破損してしまったため、弊社に改めて依頼がありました。
駐車場エリアなので車両の通行があり、一気に工事を行うと通れなくなってしまうため、片側ずつの施工となりました。
広さは10mほどですが、片側ずつの施工なので、工期は4日間(4人工)でした。
軽くて頑丈なエポキシ樹脂モルタルを使い、エキスパンション部には、金物との間に緩衝剤としてゴム材を設置し、破損部分の補修と補強をおこないました。
工事費用は一式で15万円となります。
補修工事の工法や使用する資材によって、工事の総額は大きく変わります。事前に、どういった工事を、どいた工法で行うかを決め、お見積りいたします。建物であれば築年数、補修履歴の有無や、破損の具合によってもメンテナンス費用は異なりますので、それを踏まえてご参考ください。
防水工事だけでなく、建物のことならご相談ください。
基本情報
- 費用
- 15万円
- 工期
- 4日間
施工内容
- エポキシ樹脂モルタルにて補修 エキスパンション部なので、 金物との間に緩衝剤としてゴム材
<施工前>
補修したのにすぐに破損してしまったモルタル部分を、まずは撤去します。
<施工中>
新しいエポキシ樹脂モルタルで補修する前に、エキスパンション部分の清掃をします。
周囲に付着しないようにテーピングで養生します。
緩衝用ゴム材を取付けます。
エポキシ樹脂モルタル用プライマー材を塗布します。
エポキシ樹脂モルタル材充填
仕上げにはいります。
<片側が完了>
車両の通行があるため、片側ずつの施工ですので、片側部が仕上りました。
<施工後>
もう片側部も乾き、施工完了です。
L字型構造、渡り廊下のある建物など、2つの棟や、2つの部位に隙間をもたせて建築します。
これは、温度変化による伸縮や、地震の揺れで無理な力が部分的に集中させないようにするための工夫です。
ビルなどの建物ですと、このすき間を覆い、建物の地震時の変形などに追随できるようにした「エキスパンションジョイント」と呼ばれる金属板=「アルミ」や「ステンレス」などを使用しますが、今回は緩衝剤としてゴム材を設置することで、車両が上を通るときの振動や、季節の温度変化による伸縮にも対応できるようにいたしました。