施工事例
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トイレが雨漏りでボロボロ!屋根瓦と外壁・トイレの天井と壁の補修をして解決 大阪市城東区

2024.12.06

トイレが雨漏りでボロボロ!屋根瓦と外壁・トイレの天井と壁の補修をして解決 大阪市城東区
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地域   :大阪市城東区
建物の種類:木造2階建て
築年数  :約50年
工事の種類:補修・波板張り替え
作業人員 :約7人工

基本情報

費用
約15万円
工期
約4日間

施工内容

  1. 屋根瓦のシーリング処理を行う
  2. 外壁の破損を補修する
  3. トイレ室内の天井・壁を補修する
  4. 2階バルコニーの波板を張り替える

大阪市城東区で、瓦・外壁の補修工事と、室内(トイレ)の補修工事などを行いました。

以前に外壁の補修や扉の交換を行ったことがあるお家(築50年)で、「トイレの天井や壁に雨漏りがあり、既存のボードなどがたわんできている」とご相談があったため、現地に伺いました。

トイレの天井には、シミやカビなどが見られました。

トイレの壁は、長く続いている雨漏りの影響で、土壁の中身が見えてしまっていました。

調査の結果、雨漏りの原因は、トイレの上の屋根瓦に隙間があることや、外壁に破損があることだと考えられました。
本来であれば瓦全体を葺き替えるほうがいいですが、お客様から「借家なのでいつまで住むか分からないし、お金はあまりかけられない」とご希望があったため、瓦や外壁の補修は最小限に抑えることになりました。

室内については、トイレの天井や壁の既存材をめくって、ボードを張り替えて、ジョイントにはシーリング処理を施しました。

また、「2階のバルコニーの波板が劣化しているため、張り直してほしい」というご希望もあり、既存の塩ビの波板から、ポリカーボネートの波板に張り替えを行いました。

今回の補修工事の流れ

以下、今回の補修工事の流れです。

「雨漏りを止めること」と、「カビのない室内にする」ことを目的に、工事を行います。
なお今回工事を行うことは、借家のオーナー様に許可をいただいています。

【1】屋根瓦のシーリング処理を行う

トイレの上の屋根瓦の、シーリング処理を行いました。

瓦葺きの屋根で、瓦がズレて隙間があり、下に葺いてある土も流れていました。
隙間を全部閉じると、湿気が抜けなくなって中に籠ってしまうため、雨水が入ってきやすい箇所にのみ、部分的にシーリングを施しました。

【2】外壁の破損を補修する

外壁の破損部分を、樹脂モルタルを使って補修しました。

内部が見えるほどの深いクラックも、樹脂モルタルで補修しました。

【3】トイレ室内の天井・壁を補修する

トイレの天井をめくりました。下地が腐ってしまっているのが分かります。

下地材を取り付けました。

ベニヤ板を使って、トイレの壁を新設しました。

入隅部に、シーリングを施しました。

トイレの仕上がりです。

【4】2階バルコニーの波板を張り替える

2階バルコニーの、既存の波板(塩ビ)です。かなり劣化が進んでいました。
構造はアルミで、しっかりしていたので、そのまま使用することにしました。

既存の波板をめくりました。

新設した波板は、ポリカーボネートでできています。
工事前の塩ビと比較して、強くて反りにくい(耐久性がある)という特長があります。

波板工事にあたって、バルコニーに脚立を立てて行う高所作業なので、落下することがないように(道具も落とさないように)注意しました。

以上の工程で、今回の工事は完了です。

まとめ

補修工事の完了後、無事に雨漏りは止まり、「新たなカビも生えなくなった」とのことです。

また、「トイレのカビが1番気になっていたので、なんとかできてよかったです。また2階の波板も汚れていることを気にしていましたが、綺麗になって嬉しいです。費用も抑えることができて、助かりました」と、仰っていました。

工事のポイントは、屋根瓦について、水が入りそうな箇所に絞ってシーリングを行ったことです。
もちろん予算があれば、瓦を撤去して、下地を作って葺き替えすることがベストでしたが、今回のような限られた補修であっても、建物を延命することはできました。

「屋根のことは屋根屋さん」というイメージが強いかもしれませんが、雨漏りが原因となっているなら、当社のような防水屋さんに頼むことも、選択肢の1つです。

⇒ 大阪市城東区で雨漏りにお困りなら『防水市場(株)ヤマナミ』にご相談ください。