施工事例
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飲食店・厨房の溝の防水工事を行って客室への水漏れを解決 藤井寺市

2025.01.31

飲食店・厨房の溝の防水工事を行って客室への水漏れを解決 藤井寺市
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地域   :藤井寺市
工事の種類:防水
施工箇所 :厨房溝部
長さ   :約7m
作業人員 :約6人工

基本情報

費用
約12万円
工期
約3日間

施工内容

  1. 溝を乾燥させてから、養生を行う
  2. プライマー材を塗布する
  3. 塗床材を塗布する
  4. 防水材を塗る(2層塗り)
  5. トップ材を塗布する

藤井寺市のU店舗にて、厨房の溝部の防水工事を行った事例です。
以前にも他の物件で、防水・外壁補修などをご依頼いただいた会社様から、「店舗の厨房から客室まで水漏れがある」とご連絡があり、現地調査を行いました。

床下を見ると、かなり水が漏れていることが分かりました。
厨房と客室は同じフロアにあり、厨房が段の上にある構造でした。

お店の方々が推測されていた通り、厨房の溝部から浸入した排水(洗い物の水など)が、客室まで流れ出ている状況でした。

厨房の溝部および床面には、特に防水などは施されていませんでした。
「厨房の溝部に防水を行う」という工事内容をお伝えして、工事に至りました。

今回の厨房溝部の防水工事の流れ

それでは以下で、今回の工事の流れを解説します。
作業は毎日、お店が閉まる午後10:00ごろからスタートして、2~3時間の作業を行い、作業が終わるとお店の扉を施錠して帰るという流れで、行いました。

上記の流れで進めることにより、お店をお休みする必要はありませんでした(お店は年中無休)。

【1】溝を乾燥させてから、養生を行う

湿っている溝を、温風が出る機械で乾燥させました。

養生を行いました(緑のテープ)。
溝の左右にも養生が差し込んであるのは、シンクや冷蔵庫の排水が出てくるのを塞ぐためです。

また排水まわりのシーリング・パテに劣化が見られたため、補修も行いました。

【2】プライマー材を塗布する

プライマー材を、塗布しました。

【3】塗床材を塗布する

塗床材を塗布しました。
ここまでが、1日目の作業です。

塗床材を乾燥させるために、グレーチング(溝のフタ)は一旦外しておきます。
お店の方が次の朝に出勤された時には塗床材は乾いていますので、その際にグレーチングを溝にはめていただくという作業のみお店の方にご依頼しました。

そうすることで調理で厨房を使われる際も、溝に落ちてしまうこともなく、工事期間中も安心して厨房を使って頂くことができました。

【4】防水材を塗る(2層塗り)

防水材を、2層塗りしました。
ここまでが、2日目の作業です。

溝を塗る際のコツは、立ち上がりから材料が垂れることを防ぐため、材料を一気に塗らないことです。
一気に塗ると、底に材料が溜まってしまいます。

少しずつ、均一になるように注意しながら、材料を塗っていきました。

【5】トップ材を塗布する

トップ材を塗って、今回の防水工事は完了しました。
ここまでで、3日目(最終日)の作業です。

まとめ

工事の結果、厨房から客席への水漏れは無事に止まりました。
お客様からは、「お店を休まずに済むように作業してくれて、大変助かりました」とのお声をいただきました。

飲食店においては、シンクや冷蔵庫を設置する前(開業前)に、厨房の床面全体に防水工事を行うことが理想ですが、できていないお店は意外と多いです。
開業前に防水工事をできなかった場合は、まだ水漏れが起きていないとしても、冷蔵庫の入れ替えのタイミングなどで、厨房の床面・溝などの防水工事を行うとよいでしょう。

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