施工事例
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ラジカル塗料を用いた屋根塗装!チョーキング現象が起こりにくく耐候性に優れる 大阪市平野区

2025.02.27

ラジカル塗料を用いた屋根塗装!チョーキング現象が起こりにくく耐候性に優れる 大阪市平野区
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地域   :大阪市平野区
工事の種類:屋根塗装
施工箇所 :屋根
施工範囲 :約45㎡
作業人員 :約7人工

基本情報

費用
約15万円
工期
約4日間

施工内容

  1. 足場を組み、養生をする
  2. 高圧洗浄を行う
  3. 破損部のシーリング補修を行う
  4. 板金部にサビ止め材を塗る
  5. 屋根全体にシーラー材を塗る
  6. 屋根全体にラジカル塗料を塗る

大阪市平野区H様邸で、屋根塗装を行いました。
以前に、庇(ひさし)の撤去や外壁の部分シーリング・塗装をご依頼いただいたお宅です。

今回のご依頼のきっかけは、とあるリフォーム業者さんが、H様宅に訪問営業にやってきたことです。
そのリフォーム業者さんが提案してきた工事内容や価格について、「こんなことを言われているけど大丈夫でしょうか?」と、当社に相談がありました。

そこで、当社からも見積もりを出して、相見積もりで検討されることを提案しました。
当社の見積もりは内容が細かく、シーリングや補修などの内容も含まれていたため、お客様は安心感を持たれたそうです。

上記の内容をリフォーム業者さんに伝えたところ、今度は大幅な値下げを提案されて、「不信感が生まれた」とのことで、そのリフォーム業者さんに依頼することはやめて、当社で屋根塗装をすることを決められました。

スレート屋根を高圧洗浄してから、破損部のシーリング処理を行い、シーラー材を塗布し、ラジカル塗装(2回塗り)を行いました。

ラジカル塗料とは、紫外線や酸性雨などによる劣化を抑えるために開発された塗料のことです。
シリコン・フッ素を主成分としており、「チョーキング現象が起こりにくい」「耐候性が高い」「光沢が持続しやすい」といったメリットがあります。

今回の屋根塗装の流れ

それでは以下で、今回の屋根塗装の流れを解説します。

【1】足場を組み、養生をする

足場を組み、全体にシート養生を行いました。
高圧洗浄時に水が飛び散ることや、塗装時に塗料が飛散することを防ぐために必要です。

【2】高圧洗浄を行う

高圧洗浄を行い、屋根の表面の汚れをしっかり落としました。

【3】破損部のシーリング補修を行う

屋根材が破損している部分は、シーリング材を使って補修しました。

屋根の棟部(ジョイント・ビス頭など)にも、シーリング補修を施しました。

【4】板金部にサビ止め材を塗る

棟とケラバの板金部分に、サビ止め材を塗布しました。

【5】屋根全体にシーラー材を塗る

屋根全体に、ローラーを用いてシーラー材を塗りました。
(なお、天窓の周りに不具合はありませんでした。)

【6】屋根全体にラジカル塗料を塗る

屋根全体および板金部分に、ラジカル塗料を塗りました。

ラジカル塗料は比較的新しい塗料で、先述したように、チョーキング現象(塗料に含まれる顔料が劣化して粉状になり、表面に現れる現象)が起こりにくく、耐候性にも優れます。
メーカーによると、10~15年は効果があるとのことです。

ラジカル塗料は、2回塗りを行いました。

以上の工程をもって、今回の屋根塗装は完了です。

まとめ

屋根塗装の仕上がりを、写真でお客様に確認していただいたところ、大変満足していただけました。

今回の屋根塗装のポイントは、スレート(カラーベスト)の割れをしっかり補修したことです。
また塗装の前には、板金の剥がれ・ビスの浮きがないかどうか、しっかりとチェックを行いました(見逃して塗装を行うと、後々雨漏りの原因になるため)。

今回のように25年程度経過しているスレート屋根は、雨や日光によって塗膜が飛んだり、飛来物によって割れたりしていることがあります。
少量の雨漏りが発生していることもありますが、室内に漏れてこない場合は、意外と気が付きません。
しかし雨漏りはじわじわと染み込み、家の構造を傷めていきます。

足場を兼用できる(足場代の節約になる)ので、「外壁塗装を行うなら屋根塗装も一緒に」「屋根塗装を行うなら外壁塗装を一緒に」行うことをオススメします。

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