施工事例
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5階建てビルのドーム状屋根の補修・防水工事!築40年鉄骨造 堺市中区

2025.04.18

5階建てビルのドーム状屋根の補修・防水工事!築40年鉄骨造 堺市中区
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地域   :堺市中区
建物の種類:鉄骨造5階建て(外壁PC+タイル+ALC)
築年数  :約40年
工事の種類:補修・防水
施工範囲 :屋上部 約75㎡・棟屋屋根 約17㎡
作業人員 :6人工

基本情報

費用
約30万円
工期
約4日間

施工内容

  1. 屋上部分の補修・防水を行う
  2. 棟屋部分の補修・防水を行う

工務店様からのご依頼で、堺市中区にあるHビル(社屋)の外壁改修工事・屋根防水工事を行いました。
今回の記事では、屋根の工事について、ご紹介します。

Hビルは、屋上に出るための階段がありませんでした。
外壁改修工事にあたって足場を組むため、「劣化している屋根の防水工事も同時に行ってはどうか?」と提案しました。
分けて工事を行うよりも安価で、工期も短くすることができます。

Hビルでは、最上階の室内に雨漏りが発生していました。

屋上部分はシングルの屋根でしたが、過去に他社さんに依頼をして、塩ビ補修を行ったそうです。

塩ビ補修は施工から20年以上が経過しており、剥がれなどの劣化が見られました。

Hビルには、ドーム状の棟屋部分もあります。

アスファルトシングル材は、曲面に葺くことに向いた屋根材ではありますが、経年劣化が進んでおり、剥がれなどが見られました。

今回の屋根補修・屋根防水工事の流れ

それでは以下で、今回の屋根補修・屋根防水工事の流れを解説します。
安全のため、命綱を付けて作業にあたりました。

【1】屋上部分の補修・防水を行う

既存の塩ビシートのめくれている部分をカットし、上から覆うように、新しい塩ビシートを接着剤で接着しました。
(ご予算の都合があり、全面貼り替えではなく、剥がれた部分のみの補修となりました。)

塩ビシートのフチと、土間の取り合い部分を、シーリングで処理しました。
雨漏りを防ぐことのほかに、塩ビシートがめくれないようにする役割があります。

屋上部分の既存防水は、アスファルト系のシート防水でした。
それほど劣化はありませんでしたが、トップ材は塗っておいたほうがよいと判断し、トップ材の塗布(2回塗り)を行いました。

【2】棟屋部分の補修・防水を行う

カチオンフィラーを用いて、ドーム状の棟屋屋根の下地調整を行いました。

水性のポリマー防水材を、塗布しました(2回塗り)。

上記の写真の後、トップ材の2回塗りを行って、今回の工事は完了です。

まとめ

工事の結果、雨漏りは無事に止まりました。
今回のビルの屋根は目視できないため、お客様は経年劣化の状況を把握されていませんでした。
しっかり補修・防水を行ったことをお伝えすると、安心されたご様子でした。

今回のビルのように、普段上がることができない屋根がある場合は、外壁工事の際に屋根(屋上)もチェックしてもらうほうがよいでしょう。
特にドーム状になっている屋根は、部分的には勾配がほとんどない位置もあり、屋根材が劣化しやすいため、普通の屋根以上にしっかりと点検をしてもらうことをオススメします。

⇒ ドーム状になっている屋根などの補修・防水を行うなら『防水市場(株)ヤマナミ』にお任せください。