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モルタル仕上げのバルコニーのウレタン塗膜防水工事!クラックができやすい手すり天端部もしっかり防水 松原市

2025.05.02

モルタル仕上げのバルコニーのウレタン塗膜防水工事!クラックができやすい手すり天端部もしっかり防水 松原市
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地域   :松原市
建物の種類:木造2階建て
築年数  :約30年
工事の種類:防水
施工箇所 :バルコニー部
施工範囲 :約12㎡
作業人員 :約8人工

基本情報

費用
約25万円
工期
約4日間

施工内容

  1. プライマー材を塗布する
  2. ウレタン防水材を塗布する
  3. トップ材を塗布する
  4. 手すり天端部へも防水を行う

大阪府松原市の戸建住宅で、2階バルコニーの防水工事を行いました。
戸建住宅は築30年、木造2階建てです。

いつもご依頼がある、塗装屋さんからのご依頼です。

雨漏りはないものの、築30年の間に1度も防水工事をしていないということで、外壁工事と併せて防水工事も実施することを推奨しました。

バルコニーの既存の下地はモルタルです。
モルタルの下の防水の有無は、モルタルを剥がさないため確認できませんが、

・モルタルの下に「アスファルト防水」が施されている
・モルタルの下に「銅板」が敷かれている
・モルタルだけ

上記いずれかのパターンになると思われます。
いずれのパターンであっても、最適な防水は「ウレタン塗膜防水」なので、これを提案しました。

今回のウレタン塗膜防水工事の流れ

それでは以下で、今回のウレタン塗膜防水工事の流れを解説します。

【1】プライマー材を塗布する

エアコンと室外機は繋げたままで、写真のように吊り上げて作業を行います。

改修用ドレーンを取り付けました。

改修用ドレーンとは、既存のドレーン(排水口)を交換・補修する際に使用される部材です。
防水工事において、既存の防水層を傷つけずに、ドレーン周りの防水性を高めるために使用されます。

プライマー材を塗布しました。

プライマー材とは、下地と塗料(防水材)の密着性を高めるために塗布する下塗り剤のことです。
プライマー材の塗布の後は、モルタル面の目地を、シーリングで埋めています。

【2】ウレタン防水材を塗布する

ウレタン防水材の塗布(2回塗り)を行いました。

ウレタン防水材は弾性があるため、建物の揺れに追従することができ、ひび割れが起きにくいです。

立ち上がり部分は、元の仕上げと同じように5cm程度、施工しました。
サッシ下は、10cm程度ありました。

【3】トップ材を塗布する

トップ材を塗布しました。

床面の、防水の仕上がりです。

ちなみにですが、上の写真のような物干し台のコンクリートの土台を、直接防水層に置くことはよくありません。
防水層が、傷ついてしまいます。

今回のお客様の場合は、クッション付きの土台だったので、問題はありませんでしたが、もしクッション付きでない土台の場合は、クッションを入れたほうがよいでしょう。
(クッションが無い場合、当社にてご用意することもできます。)

【4】手すり天端部へも防水を行う

床面と同じ手順で、モルタルでできた手すりの天端部へも、防水を行いました。

構造的に手すり部分は雨にあたりやすく、クラックが発生しやすいので、しっかりと防水をしておくほうがいいです。
(現状の手すりにも、細かなクラックがありました。)

手すり天端部の、防水の仕上がりです。

以上の工程をもって、今回のバルコニーのウレタン塗膜防水工事は完了です。

まとめ

工事完了後、お客様から「これで10年くらいは安心できます」とお声をいただきました。

今回のように、モルタル仕上げのバルコニーについて、「防水工事をしないといけない」ということを、ご存じでない方は多いです。

雨漏りが発生すると、建物の構造にダメージが及んでしまうため、雨漏りが発生する前に防水工事をすることが理想的です。

15年に1回程度、外壁工事を行うタイミングに合わせて、バルコニーの防水も見直すことをオススメします。

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