施工事例
works
飲食店厨房床の防水工事 大阪市 S店厨房
2015.07.29
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床の防水
今回は、大阪にある飲食店様のリフォームに伴って、 床の防水工事を行いました。
施工面積は10㎡程(坪換算だと約3坪)、建物の構造は木造モルタルでした。
この床には何か分からないものが塗られており、左官処理を施しました。
理由は、防水塗装には相性があり相性が悪いと塗装の定着が悪くなるからです。
元々塗られていたものが何か分からなかったので、相性問題が出てすぐにダメにならないように、モルタルで下地処理を行い、レベリング調整をしてからエポキシ系の塗り床材を塗布しました。
※塗り床材には色々な種類があります。
基本情報
- 費用
- 約4万円
- 工期
- 1日間、1人工
施工内容
- 左官工事(レベリング調整、塗装の定着率を上げる為)
- プライマー材塗布(接着材みたいなもの)
- 塗り床防水
工事の工程
(1)元の床には何か分からない物が塗布されており、今回塗る防水材との相性が分からなかった為、厨房の床にモルタルにて左官処理を行いました。
(2)モルタルで左官処理を施したところに、ケレンを施しました。
ケレンとは…錆を削り落としたり、塗装前に塗装の定着が良くなるようにわざとザラザラにする事を言います。
(3)防水層との接着性を上げる為に、プライマー材を塗布しました。
(4)プライマー材が乾燥してからエポキシ系の床材を塗布しています。
エポキシ系とは…、エポキシ樹脂の無溶剤形の床材で、特にレベリング性能に優れており、繋ぎめが出来ずに鮮やかな光沢のある床が出来上がります。
(5)エポキシ系塗り床材を塗布した後です
(6)エポキシ系塗り床材1層目がしっかりと乾燥した後に2層目を塗布しています。
(7)2層目がしっかりと乾燥すれば完成です。(だいたい2日ほど乾燥させます)
ヤマナミから一言
今回は飲食店様のリフォームに伴って、厨房内の床の防水工事を行いましたが、今回のポイントは下地として左官処理を行ったことです。
左官処理をすることによって、水が排水溝に流れるようにレベル調整ができるのもあるのですが、一番は防水塗装の定着が良くなる事です。
防水塗装で一番大切な工程は下地と言っても過言ではありません。
下地をちゃんとしていないものと比べると防水塗装の耐久年数が大幅に変わってきます。
本来10年は持つものが3年しか持たないこともあるぐらいです。
そのため、ヤマナミではこの下地処理をシッカリとするように心がけて工事を行わせて頂いております。
床に水がたまってすぐに汚れるなどでお困りの飲食店様がおられれば、下地処理をシッカリとやってくれる業者様にご相談すると良いと思います。
関西でお困りの飲食店様は、大阪の防水工事専門のヤマナミにご相談ください。
お客様のご状況に合わせたご提案を行わせて頂きます。