施工事例
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鉄骨2階建て社屋の庇から水漏れ!ボンド乾燥が決め手の塩ビシート防水工事 大阪市住之江区

2026.03.03

鉄骨2階建て社屋の庇から水漏れ!ボンド乾燥が決め手の塩ビシート防水工事 大阪市住之江区
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地域   :大阪市住之江区
建物の種類:鉄骨2階建て
築年数  :約40年
工事の種類:下地補修・防水
施工箇所 :玄関庇部
施工範囲 :約2.5㎡
作業人員 :約2人工

基本情報

工期
約2日間

施工内容

  1. 既存防水層・下地の撤去
  2. 密着工法による塩ビシート防水施工
  3. シール処理

社屋の玄関庇(ひさし)の天場部が破損したことによる、水漏れの補修事例です。
社屋エントランス部分の上に庇があり、庇の下から水漏れが起きています。

鉄骨2階建ての社屋は築40年ほどですが、過去にメンテナンス工事をされたことはありません。

現地調査をしたところ、既存庇の下地は木材で、仕上げの防水が破損劣化していました。

元々樋(とい)はあったようですが、現在は塞いでいるようです。
つまり、庇に降った雨はそのまま垂れ流しになっています。

庇部分です。
軒先の板金が傷んで浮いてしまっています。

庇をアップにした写真です。
浮いたことにより、中の下地まで見えています。

1.既存防水層・下地の撤去

既存の防水層や下地をめくり、新たに下地材を取り付けて、仕上げに塩ビシートで防水対策を仕上げました。

塩ビシートの防水は、接着剤で塩化ビニル樹脂製の防水シートを下地に直接貼り付ける密着工法で行います。

防水層や下地を撤去したところ、構造部分は傷みがなくそのまま使えると判断できる状態です。

既存構造の上に構造用の合板を張り、下地を作りました。

下地を設置したところです。

水勾配を付けて排水できるように、元々ついていた庇の勾配に沿って施工しました。
庇の手前側に雨水が流れるようになっています。

2. 密着工法による塩ビシート防水施工

まずは下地にボンドを塗布していきます。

ボンドの塗布が終わったところです。

次に張るシートの裏面にもボンドを塗布していきます。
塗布した後はしばらく時間を置いて、手につかなくなる程度まで乾燥させます。

ボンドが乾いたので、シートを張っていきます。

転圧ローラーを使って、シートを上部から転圧しているところです。
ローラーには2つローラーがついていて、広範囲の転圧に適したものを使っています。

シートを張るときは、ボンドを適切に乾燥させること、そしてしっかり転圧することが大事なポイントです。

ボンドが手につく程度の乾ききらない状態でシートを張ってしまうと、シートの下に空気が入り込んでしまい、膨らみができてしまいます。
これを防ぐために、ボンドが適切な乾き具合になるように管理しなければなりません。

上記のようにボンドをしっかり乾かしてから転圧することで、シートに空気が入らずしっかり密着させることができます。

写真のように、塩ビシートを綺麗に張ることができました。

3.シール処理

シール処理をするために、塩ビシートの四方をテープで養生したところです。

外壁立ち上がり部分にすき間があったので、この部分もしっかりシール処理していきます。

シール処理する前に、プライマー材を塗布しているところです。

シール材を充填していきます。
シール材はシートと相性の良い変成シリコンという種類です。

外壁の立ち上がり部分のすき間は狭いので、適切な打ちしろを取っていきます。
打ちしろは深すぎても浅すぎてもダメで、適切な寸法で設けなければなりません。

表面は凹凸があるとそこに水が溜まるので、できるだけフラットに仕上げました。

シール処理が仕上がったところです。

工事期間中も社員の方が出入りできるようにしましたので、事務所を閉める必要はありません。

まとめ

工事の結果無事に雨漏りは止まりました。
前の防水材より長期間対応できるシート防水を選択したので、ある程度長持ちしてくれるでしょう。

しかし今回の社屋の庇の形状では、シール材を必要とする施工になってしまいます。
周囲のシール材は塩ビシートより劣化が早いので、シールは劣化前に打ち替えることをおすすめします。

依頼主様には、シールは10年程度持ちますが、5年経過した際に1度チェックしたほうが良いですとお伝えしました。

今回工事した入り口部分の庇部分は、本来なら足場があったほうが良い場所です。

しかし出入り口なので社員の方が通行できるようにハシゴにて作業を行い、社員の方が通行できるスペースを設けるなど邪魔にならないよう最大限配慮しました。

社屋のエントランス部分の庇が雨漏りしてしまうケースは多いです。
放置すると構造まで傷んでしまうので、早めに防水することで費用を抑え、長く使うことができます。

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