施工事例
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バルコニーの防水工事 大阪市 N様邸

2015.10.27

バルコニーの防水工事 大阪市 N様邸
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バルコニーから雨漏りしている

今回は大阪市にある木造2階建てのN様邸のバルコニーから雨漏りをしているので防水工事をして欲しいと、工務店様からご依頼を頂いた工事になります。

工務店様に漏水箇所の写真を頂きながら調査をしたところ、市販の塗膜防水だったようで、防水層がボロボロな状態でした。
防水工事が必要だと分かりましたが、費用を抑えたいとのことだったので、塗装以外の下地処理などをこちらから指示をして行って頂きました。

防水工事の善し悪しは下地の質で変わります

この現場でのバルコニーの下地作業は工務店様に左官処理をして頂きました。
左官と聞くと、和風の塗り壁を想像される方も多いと思いますが、実は左官とは、こてを使って床や壁を塗ることをいいます。

今回は、元々の下地がボコボコになっていて状態が悪かったので、下地を平滑にするために左官処理をして頂いたのです。
工務店様の左官技術は素晴らしく、クオリティの高い下地ができていました。

左官をするメリットは、平滑になれば防水塗装を行いやすいのと、下地が新築時と同じような綺麗な状態になるので、防水層の定着が良くなり、防水塗装の工期短縮に繋がります。
むしろ、 劣悪な下地環境であればある程、左官処理を行わないとデメリットが多数でてきます。

例えば、防水塗装を行った後の床や壁がボコボコしていたり、新しい防水の定着性が悪くて捲れる可能性も増えたりと良い事は一つもありません。
その為、下地は本当に大切なのです。 


基本情報

費用
非公開
工期
約3日間、約3人工、施工面積10㎡程

施工内容

  1. プライマー塗布
  2. FRP樹脂塗装
  3. トップコート材塗布
  4. シーリング処理

バルコニー防水の施工内容


工務店様に左官処理をして頂いた後の状態から塗装開始です。


改修用ドレンを左官処理時に埋め込んで頂きました。
FRP防水は角が施工しにくい為、面取りを行うのですが、これも工務店様にして頂きました。
※面取りとは、角を取って丸くすることです。


左官処理の後にケレン掛けを行い、防水塗装を行うに適した下地にしています。


塗装の接着性を上げる為、プライマー材を塗布しています。


プライマー材を塗布した後の写真です。


樹脂材を含ませながらガラスマットを貼りつけています。


ガラスマット及び樹脂材の塗布を行いました。


ガラスマットを含んだ樹脂材の上にトナー入りの樹脂材を塗布しました。
これはトップコートの定着を良くするためと、
塗装が薄くなってきた時にすぐにわかるようにする為に、色つきトナーを利用しています。


サッシの下部にも跳ね返りの雨が入り込まない様にシーリング処理をしています。


壁と立ち上がりの取り合いもシッカリとシーリング処理を施します。


防水材は紫外線によって劣化してしまうので、それを防ぐためにトップコートを塗布しています。
また、歩いた時に付く傷防止にもなります。


排水口部もシッカリとFRP防水を行っています。
全ての塗装が完成してから、バルコニーに手摺りを取り付けました。 


FRP防水の完成写真です①
これでようやくバルコニーらしくなりました。


完成写真②


完成写真③

ヤマナミから一言

今回の工事は工務店様からのバルコニー防水工事のご依頼だったのですが、職人ごとに専門分野があり、工務店だからといって全てできるとは限らないのが現状です。

弊社は防水工事専門店として、屋根や壁やバルコニー等の塗装と防水工事を得意としておりますが、工務店の得意な建具の交換やリフォームなどの綺麗な施工工事はできません。
逆に、工務店も弊社みたいな防水工事は行えません。(ごく稀に全てできるところはありますが、ほとんど無いです)

また塗装専門業者さんでも、防水工事専門業者並みに雨漏りを止められるところも少ないです。
「じゃあどこに頼めばいいの?」となるかもしれませんが、建具交換やリフォームなら工務店、雨漏りしてないけど外壁の色を変えたいや古くなっているから気軽に塗り変えたい時は外壁塗装業者、塗装業者よりもシッカリとした防水効果の高い塗装をしたい方は防水工事屋に依頼することで、質の高い工事を行うことができます。

大阪で質の高い防水工事を望まれる場合は株式会社ヤマナミにご相談いただければ、御要望に応じた工法で質の高い施工を行わせて頂きます

→ 防水工事を大阪で行うなら、株式会社ヤマナミにお任せください。