施工事例
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病院の屋上でウレタン塗布防水 大阪市 Nビル

2015.11.06

病院の屋上でウレタン塗布防水 大阪市 Nビル
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雨漏りする前に防水工事

今回の現場はとある病院の屋上で、建物の老朽化が進んでいるので、今後の雨漏りが気がかりということで工務店様から防水工事のご依頼を頂きました。 
屋上にはたくさんの室外機が置いてあり、ウレタン塗膜防水をする際のメッシュクロスをシッカリと貼ることができないので、高品質のウレタン防水材の1液タイプを利用しました。

高品質ウレタン防水材とは

一般的なウレタン防水材は主材と硬化剤の2液を混ぜて塗布します。
この混ぜる作業は人間の手で行うので、材料の比率の違いや撹拌不足による硬化不良の可能性は無視できません。
この硬化不良は厄介で間違えて塗ってしまった場合、後から固める方法はないので基本的には全部撤去をしてやり直しをしないといけなくなります。

また防水効果を発揮させるために、ある一定以上の膜厚を形成する必要があるので、ウレタン防水を行う際に塗装と塗装の間にメッシュクロスを入れる必要があります。
そのため、作業に少し手間がかかり、メッシュクロスの材料費も掛かってきます。 
このように一般のウレタン防水材は人為的なミスの起こる可能性や工事を行いにくい箇所や工事の際の手間がかかるというデメリットがあります。

高品質ウレタン材1液タイプはというと。
一般的なウレタン防水材とは違って、硬化剤を混ぜる必要がないので、撹拌不足による硬化不良が起こることはありません。
また、適切な膜厚も確保できるようになっているので、メッシュクロスを入れる必要性もありません。
材料費は少し高いけど、メッシュクロスの材料費が必要無く、少し工期も短縮できるので、これから主流になる材料だといわれています。

基本情報

費用
非公開
工期
約4日間、約5人工、施工面積 約20㎡

施工内容

  1. ケレン掛け
  2. 床伸縮材の交換
  3. ウレタン防水材の塗布

室外機が多い場所での塗布防水


室外機がたくさん置いてある屋上です。


立ち上がり部をケレン掛けしています。
※屋上のざらつきや表面の汚れを削って、表面をフラットにしています。


屋上床の目地材を撤去しています。
※これはシーリング材とは異なり、揺れによる目地部の破損を防ぐ効果があります。


上の写真と同様にヘラを使って撤去しています。


新しいシール処理をするためにプライマー材を塗っています。


シール処理が完了しました。


排水口部に改修用ドレーンを取り付けました。
※排水口内部破損による雨漏りを防止することができます。


ウレタン塗布防水用のプライマー材を塗っています。


プライマー材の塗布が完了しました。


高品質ウレタン塗布防水材を塗っています。


ウレタン防水の1層目の塗布が完了しました。


2層目の塗布をしています。


室外機の架台にも高品質のウレタン防水材を塗布しました。


ウレタン防水用トップコート材を塗布しています。


立ち上がり部へもトップコート材を塗布しています。


室外機が多かったので、防水塗装をするのに少し手間取りました。


これでウレタン塗布防水工事が完了しました。

ヤマナミから一言

今回の防水工事は、室外機が多かったために、高品質な1液タイプのウレタン塗布防水工事を行いましたが、なんだかんだでメッシュクロスなどを入れたりする手間も省けるので、少し材料費は高めではあるけど工事費用自体はそこまで変わらなかったです。

この現場のように物が多くて、防水工事を行いたいがどうしたらいいのか悩んでおられた方は、このウレタン材を利用して防水工事を行うことができます。
状況によって適切な防水工法はありますが、ちょっとしたお悩みでも防水専門業者にご相談いただくことで、適切な広工法を提案してくれるのでお悩みを解決することができる場合が多くあります。

→ ウレタン塗布防水を大阪でお考えならヤマナミにご相談ください。